「自分に自信がない」
「人と比べて落ち込んでしまう」
「本当は変わりたいのに動けない」
「自分の人生を生きている感覚がない」
そんなふうに感じることはないでしょうか。
もしあなたが長らくこんな悩みを抱えているのであれば、根源は「自己受容」が関係している可能性が高いです。
なぜなら自分の存在や考えを受け入れることができていないと、どうしても他人の評価に振り回されやすくなり、主体的に生きることが難しくなるからです。
私はキャリアコーチングで多くの方の相談に乗ってきましたが、自分のことはよくわかっていると思ってる人でもも、根っこのところでは自分を受け容れることができていない人は少なくありません。
私自身も30代後半になるまで、ずっと「自分のやりたいことがわらない、」「自分の人生を生きている気がしない、、」と悩んでいました。本を読んだり、人に相談したり、高額セミナーに行ったりしましたが何も変わりませんた。そんな中で、変化のきっかけになったのが「自己受容」が進んだことでした。
自己受容とは文字どおり、自分を受け容れることです。
そう聞くと、「ありのままの自分を好きになること」「どんな自分でも肯定すること」のように思う人もいるかもしれませんが、自己受容とは、無理に自分を好きになることではありませんし、「今のままでいい」と開き直ることでもありません。
自己受容は誤解されやすい概念でもあるため、この記事では
・自己受容とは何か
・自己肯定感や自信とは何が違うのか
・自己受容がないと何が問題なのか
・どうしたら自己受容を育めるのか
などについて詳しく解説していきます。
自己受容が育ってくると、自分の本音に気づきやすくなり、行動が出やすくなります。
無理に自分を大きく見せなくても、自分の強みや魅力が自然に出やすくなります。
自分を変えるために必要なのは、最初から完璧な自分になることではありません。まずは、今ここにいる自分を否定しすぎずに見つめること。そこから、自分らしく生きる一歩が始まります。
本記事の内容が現状にモヤモヤしている人が前にすすむキッカケになれば嬉しいです。

Core Careerの代表、キャリアコーチ
同志社大学卒業後、プライム上場企業にて海外営業に従事。5年以上の海外駐在を経験するも長らくキャリアに悩んでいたところ、コーチングに出会い人生が変わる。30代後半で異業種異職種への転職ながら年収100万円アップ、副業(収益月10万円ほど)や投資(投資資産4500万円以上)でも結果がでるように。自分のように生き方に悩んでいた人のサポートをしたいとコーチングと心理学を学びCore Careerを立ち上げ。
現在複数コーチング会社のコーチを兼任。中高社会の教員免許保有。米国Transformation Academy認定ライフコーチ。詳細はマイストーリーへ。
「やりたいことがわからない!もっと自分らしく生きたい!」そんな方はこちらから相談受付け中
自己受容とは?

自己受容とは自分を丸ごと受け入れること
自己受容とは、自分を丸ごと受け容れることです。
自分の良い面だけでなく、弱さ・欠点・過去の失敗・矛盾した感情も含めて、今の自分を受け入れます。
ここで大切なのは、「好きになる」よりも先に「認める」ということです。
自己受容というと、「自分を好きにならなければいけない」と思う人がいます。でも、自己受容は必ずしも、自分のすべてを好きになることではありません。
自分の状況や気持ちに対して「よい、わるい」「好き、嫌い」などの解釈や判断をいれる前に、まず認める、わかってあげる、ということです。
自分のをジャッジすることなく、まず一旦丸ごと受け入れることで、「自分がちゃんとここにいる」と認めることで、心の土台が安定します。その土台の上ではじめて思考や行動を積み上げることができるのです。
自己受容の2つの側面
自己受容には、大きく分けると2つの側面があります。
①自分が置かれている現実を受け入れること
②自分の内側にある感情や弱さを受け入れること
まず自分が置かれている現実を受け入れることについて、
たとえば、自分が置かれている現実には、次のようなものがあります。
- 自分はこういう家庭環境で育った
- 自分にはこういう身体的特徴がある
- 今の学歴や職歴にコンプレックスがある
- 思うような人間関係を築けていない
- 仕事で思ったような成果が出ていない
- 理想としていた人生とは少し違う場所にいる
こうした現実の中には、自分の意思だけではすぐに変えられないものもあります。
もちろん、それを無理に好きになる必要はありません。
「この家庭に生まれてよかった」
「もっと厳しい状況にいる人だっている」
「成果が出ていない自分でも平気」
と、無理に思い込むことが自己受容ではありません。
むしろ無理にポジティブに受け取ろうとすることは自己受容とは逆行する動きです。
自己受容とは、
「自分はこういう環境で育ったんだな」
「今の自分には、こういう特徴があるんだな」
「現時点では、こういう結果が出ているんだな」
「今は、理想とは違う場所にいるんだな」
と、今の自分が置かれている現実を、フラットに認識してまずは認めること。
それが自己受容のひとつです。
そしてもうひとつは、自分の内側にある感情や弱さを受け入れることです。
たとえば、
- 自分は内向的な性格だ
- 自分は人と比べて落ち込みやすい
- 自分は嫉妬している
- 本当は怖い
- 人から認められたい
- 失敗したくなくて逃げている
- 本当は傷ついている
- 自信がない
- 本当は寂しい
- 頑張りたいのに動けない
こうした気持ちが出てくることがあります。
そのときに、
「こんな自分はダメだ」
「そんなことを思ってはいけない」
「もっと強くならなきゃ」
「人と比べるなんて情けない」
「逃げている自分は最低だ」
と切り捨てるのではなく、
「今の自分には、そういう部分があるんだな」
「そう感じている自分がいるんだな」
「それだけ怖かったんだな」
「本当は傷ついていたんだな」
「認められたかったんだな」
「逃げたくなるくらい不安だったんだな」
と、自分の状態や気持ちをちゃんとわかってあげること。
これも自己受容です。
自己受容は自分の内側に居場所を与えること
置かれている現実を見ないようにするのではなく、「今、自分はこういう場所にいるんだな」と認める。
内側にある感情や弱さを切り捨てるのではなく、「こういう気持ちがあるんだな」とわかってあげる。
つまり自己受容とは、「こんな自分はダメだ」と自分を排除するのではなく、「こういう自分もいる」と自分の内側に居場所を与えることです。
自己受容と自己肯定感・自信の違い

自己受容と似た言葉に、「自己肯定感」や「自信」があります。
自己受容の意味をより理解するためにも、ここでは、それぞれの言葉の違いを整理していきましょう。
自己肯定感は「自分に価値がある」と感じること
自己肯定感とは、簡単に言えば、自分には価値があると感じられる感覚です。
もう少し日常的な言葉でいえば、
「自分は自分でいい」
「自分にも良いところがある」
「自分は大切にされていい」
「自分のことを好きだと思える」
という感覚です。
自己受容が、今の自分を受け入れることだとすれば、
自己肯定感は、受け入れた自分に対して、価値や好意を感じられることだと言えます。
たとえば、自己受容は、
「自分には嫉妬する部分がある」
「自分は失敗を怖がっている」
「今は自信がない」
と寄り添いわかってあげること。
一方で自己肯定感は、
「そういう弱さがあっても、自分の価値がなくなるわけではない」
「不完全な自分でも、大切にしていい」
「欠点もあるけれど、自分は自分でいい」
と思えることです。
つまり、自己受容よりも自己肯定感の方が、少し肯定的なニュアンスが強くなります。
自己受容は、まず「こういう自分がいる」と受け入れること。
自己肯定感は、「こういう自分にも価値がある」と感じること。
この違いで整理するとわかりやすいです。
自己受容があるから、自己肯定感が育つ
自己肯定感を高めたいと思う人は多いです。
ただ、自己受容がないまま自己肯定感を高めようとすると、少し苦しくなることがあります。
弱い自分や未熟な自分を心の奥で否定したまま、「自分には価値がある」「私は大丈夫」と言い聞かせても、どこかで無理が出てしまうからです。
本当は、自信のなさや劣等感、嫉妬、逃げたい気持ち、認められたい思いがある。
それなのに、その部分を見ないまま前向きな言葉だけを重ねても、心の奥では納得できません。
本当に必要なのは、弱い自分を消してから肯定することではありません。
「自信がない自分もいる」
「人と比べて落ち込む自分もいる」
「認められたい自分もいる」
そういう自分を受け入れたうえで、
「それでも、自分の価値がなくなるわけではない」
と思えるようになることです。
自己受容が土台にあるからこそ、自己肯定感は無理なく育っていきます。
「自信がない」には2つの意味がある
自己受容や自己肯定感とあわせて、「自信」についても整理しておくとわかりやすくなります。
私は本当に多くの方から、「自分に自信がない」「もっと自信を持ちたい」と相談を受けますが、「自信がない」という言葉の中には、いくつかの意味が混ざっています。
たとえば、
自分には価値がない気がする。
自分にはできる気がしない。
失敗したら立ち直れない気がする。
自分の選択を信じられない。
これらはすべて「自信がない」と表現されがちですが、中身は少し違います。
大きく分けると、自信には2つあります。
ひとつは、「存在への自信」です。
これは、
「自分には価値がある」
「自分はここにいていい」
「失敗しても、自分の存在価値はなくならない」
という感覚です。
これは、自己受容や自己肯定感に近い自信です。
もうひとつは、「行動への自信」です。
これは、
「自分ならできる」
「やれば何とかなる」
「失敗しても改善できる」
「行動すれば少しずつ変えられる」
という感覚です。
これは、次に説明する自己効力感に近い自信です。
「自信がない」と感じるときは、自分がどちらの自信を失っているのかを見てみることが大切です。
自分の存在価値が揺らいでいるのか。
それとも、行動して変えていく感覚が持てないのか。
そこを分けて考えると、必要なアプローチも見えやすくなります。
自己効力感は「自分ならできる」と思える力
最後に自己効力感との違いや関連についても確認していきましょう。
自己効力感とは、「自分なら行動できる、自分なら状況を変えていける」と思える感覚です。
たとえば、未経験の仕事に挑戦するとき。
自己効力感が低いと、「どうせ自分には無理だ」と感じやすくなります。
求人を見る前から「自分なんて通用しない」と決めつけてしまう。
副業を始めたいと思っても、「どうせ続かない」と考えて、最初の一歩が出なくなる。
こうして、可能性がないから動けないのではなく、動く前に自分で可能性を閉じてしまうことがあります。
逆に、自己効力感があると、最初から完璧にできる自信がなくても、少し動いてみようと思いやすくなります。
「まずやってみる」
「やりながら直す」
「少しずつできるようになればいい」
そう思えるから、行動が止まりにくくなるのです。
ここでも、自己受容は土台になります。
なぜなら、自己受容があると、できない自分や失敗する自分を受け入れやすくなるからです。
できない自分を受け入れられると、失敗しても自分を全否定しなくて済みます。
失敗しても自分を全否定しなくて済むから、行動しやすくなります。
行動できるから、経験が積み上がります。
経験が積み上がるから、自己効力感が育っていきます。
つまり、自己受容は自己肯定感だけでなく、自己効力感の土台にもなるのです。
自己受容・自己肯定感・自信・自己効力感の違い
ここまでを整理すると、次のようになります。
| 言葉 | 意味 | ひと言でいうと |
|---|---|---|
| 自己受容 | 今の自分を否定せずに受け入れること | こういう自分もいる |
| 自己肯定感 | そんな自分にも価値があると感じること | 自分は自分でいい |
| 自信 | 自分を信じられる感覚全般 | 自分なら大丈夫 |
| 自己効力感 | 自分なら行動して変えていけると思えること | 自分ならできる |
自己受容は、自己肯定感や自信、自己効力感の土台です。
弱い自分、できない自分、嫉妬する自分、怖がっている自分を否定したままでは、本当の意味で「自分は自分でいい」とは思いにくいものです。
まずは、「こういう自分もいる」と受け入れる。
そのうえで、「そんな自分にも価値がある」と感じられるようになる。
さらに、「自分にもできることがある」と思えるようになる。
この流れが、自己受容から自己肯定感、自信、自己効力感へつながる道筋です。
自己受容を誤解しやすいポイント

自己受容の理解をさらに深めるために、最後に誤解しやすいポイントを解説して自己受容の説明を終わります。
自己受容は、甘えや現実逃避ではない
自己受容は、「できない自分のままでいい」と言い訳することではありません。
また、嫌な現実を見ないようにすることでもありません。
たとえば、仕事で成果が出ていないとき。
「自分は悪くない。環境が悪いだけだ」
「これが自分だから仕方ない」
「まだ本気を出していないだけ」
そう考えたくなることがあります。
もちろん、そう思うことで一時的に心を守れることもあります。
でも、それは自己受容というより、現実から少し距離を取るための防衛に近いものです。
本当の自己受容は、まず今の自分を正直に見ることです。
成果が出ていない。
それが悔しい。
本当は認められたい。
でも、うまくいっていない自分を認めるのもつらい。
そうした自分の状態を、否定せずに見つめることです。
そこまで見えてくると、少しずつ次の問いが生まれます。
何が足りなかったのだろう。
誰かに相談できるだろうか。
今の環境は自分に合っているのだろうか。
自己受容は、現実から逃げることではありません。
現実を見たうえで、自分を壊さずに前に進むための力です。
開き直りは、変わらないために「これが自分」と言います。
自己受容は、変わっていくために「これも今の自分」と認めます。
この違いはとても大きいです。
自己受容は、ポジティブ思考ではない
自己受容は、無理やり前向きに考えることでもありません。
つらいことがあったときに、
「大丈夫」
「きっと意味がある」
「自分はできる」
と前向きに捉えようとすることがあります。
もちろん、前向きな言葉に救われることもあります。
ポジティブに考えることで、気持ちが軽くなることもあるでしょう。
ただ、本当は傷ついているのに、無理にポジティブにしようとすると、自分の気持ちを置き去りにしてしまうことがあります。
本当は悔しい。
本当は怖い。
本当は傷ついている。
本当は認められたかった。
そういう気持ちがあるのに、すぐに「大丈夫」「いい経験だった」とまとめてしまうと、心の奥では苦しさが残ることがあります。
自己受容で大切なのは、まず今の気持ちをわかってあげることです。
「怖かったんだな」
「悔しかったんだな」
「本当は傷ついていたんだな」
「認められたかったんだな」
と、自分の気持ちをそのまま認める。
そのうえで、少し落ち着いてから、これからどうするかを考えればいいのです。
自己受容は、つらさをポジティブに変換することではありません。
つらさをつらさとして認めたうえで、自分を見捨てないことです。
自己受容は、成長をあきらめることではない
自己受容について、一番大きな誤解は、「受け入れたら、変わらなくなるのではないか」というものかもしれません。
でも、本当は逆です。
人は、自分を否定し続けているときほど、変わるエネルギーを失っていきます。
「こんな自分ではダメだ」
「早く変わらなきゃ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
「今の自分には価値がない」
そうやって自分を責め続けると、一時的には頑張れるかもしれません。
でも、長くは続きません。
なぜなら、努力の土台が自己否定になっているからです。
自己受容があると、自分の課題を見ても、自分全体を否定しなくて済みます。
今の自分には課題がある。
できていない部分もある。
でも、それで自分の全部がダメなわけではない。
ここから少しずつ変わっていけばいい。
そう思えると、変化は続きやすくなります。
自己受容は、理想を捨てることではありません。
理想へ向かうために、まず今の自分の現在地を認めることです。
地図を見るとき、現在地がわからなければ目的地には向かえません。
それと同じで、自分の人生も、今の自分を正直に見つめることから始まります。
自己受容は、成長を止めるものではありません。
安心して成長するための足場なのです。
自己受容が大切な理由

自己受容が大切なのは、自分らしく生きるための土台になるからです。
人生を前に進めるために必要な自己肯定感や自己効力感、それよりも前にある概念です。
まずは、今の自分の状態を否定しすぎずに確認する。
置かれている現実も、内側にある感情も、弱さも、できていない部分も含めて、「これが今の自分なんだ」と受け入れる。
この土台がないまま変わろうとすると、人はどうしても苦しくなります。
なぜなら、自己否定を燃料にして頑張り続けることになるからです。
「今の自分ではダメだ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
「成果を出さないと価値がない」
「人に認められないと意味がない」
そうやって自分を追い込むと、一時的には頑張れるかもしれません。
でも、心の奥ではずっと自分を否定しているので、長くは続きません。
自己受容があると、自分の課題を見ても、自分全体を否定しなくて済みます。
今の自分にはできていない部分がある。
弱さもある。
人と比べて落ち込むこともある。
でも、それで自分の全部がダメになるわけではない。
そう思えることで、心に少し余白が生まれます。
この余白があるからこそ、自分の本音を見つめることができます。
他人の評価と自分の価値を切り離すことができます。
失敗しても、次にどうするかを考えることができます。
無理に自分を大きく見せず、自分らしさを出していくことができます。
つまり、自己受容は「変わらなくていい」と開き直るためのものではありません。
むしろ、安心して変わっていくための足場です。
地図を見るとき、現在地がわからなければ目的地には向かえません。
それと同じで、自分の人生も、まず今の自分を正直に見つめることから始まります。
自己受容とは、今の自分を否定して排除するのではなく、現在地として認めること。
そして、その現在地から自分らしく生きる一歩を考えていくことです。
だからこそ、自己受容は、自分らしく輝くための一番重要な土台なのです。
自己受容ができていない人に起きやすいこと

自己受容ができていないと、日常のさまざまな場面で苦しさが出てきます。ここでは、自己受容が育っていない人に起きやすいことを5つ紹介します。
「これが当てはまるからダメ」という話ではありません。むしろ、こうした反応に気づくこと自体が、自己受容の第一歩です。
1.自分の気持ちを否定してしまう
自己受容ができていないと、自分の中に出てきたネガティブな気持ちをすぐに否定してしまいます。
自分の中で辛さ、怖さ、寂しさ、嫉妬心などでてきても、「もっと強くならなきゃ」「人と比べるなんて情けない」
「逃げたいなんて甘えている」と自分を責めてしまうのです。
でも、感情は自然に湧いてくるものです。感情があること自体は、悪いことではありません。問題は、その感情を見た瞬間に、自分で自分を否定してしまうことです。
本当はつらいのに、つらいと言えない。
本当は怖いのに、怖いと認められない。
本当は傷ついているのに、平気なふりをする。
その状態が続くと、自分自身との関係が苦しくなります。
2.本音がわからなくなる
自分の気持ちを否定し続けると、だんだん本音がわからなくなります。
本当は何が嫌なのか。
本当は何をしたいのか。
本当はどう生きたいのか。
本当は何を大切にしたいのか。
そういう感覚が見えにくくなっていきます。
すでに説明しましたとおり、これは、本音がないということではありません。
やりたいことがわからない、どっちに進めばいいのかわからない、という悩みの背景には、自己受容の低さが隠れていることがあります。
3.人と比べて落ち込みやすい
自己受容が低いと、人と比べたときに自分を強く否定しやすくなります。
他人の成功を見る。
誰かの才能を見る。
友人の結婚や昇進を見る。
SNSで充実した生活を見る。
そのたびに、自分と比較して落ち込んでしまいます。
人と比べること自体は、誰にでもあります。
憧れや悔しさが生まれることも自然です。
ただ、自己受容が低いと、比較がそのまま自己否定につながります。
「あの人はすごい」で終わらず、「だから自分はダメだ」になってしまうのです。
4.失敗を過剰に怖がる
自己受容が低い人にとって、失敗は単なる結果ではありません。
「失敗した」ではなく、
「自分はダメな人間だ」
「自分には価値がない」
「やっぱり自分には無理だった」
という自己否定につながりやすくなります。
だから、挑戦することが怖くなります。
失敗するくらいなら、最初からやらない。
本気を出してダメだったら傷つくから、あえて全力を出さない。
やりたい気持ちはあるけれど、できない理由を探してしまう。
始める前から「どうせ無理」と諦めてしまう。
こうした行動の裏側には、「失敗した自分を受け入れられない」という怖さがあることがあります。
5.頑張っているのに満たされない
自己受容が低いと、努力の目的が「自分を表現すること」ではなく、「自分の価値を証明すること」になりやすいです。
「もっと頑張れば認められる。」「もっと成果を出せば価値がある。」「もっとすごくなれば愛される。」そう思って努力する。
もちろん、努力すること自体は素晴らしいことです。ただ、その根っこに、「今の自分では足りない」「このままの自分には価値がない」という感覚があると、どれだけ頑張っても心が休まりません。
成果が出た瞬間は嬉しい。
褒められると安心する。
でも、少し時間が経つと、また不安になる。
そうやって、終わりのない証明作業のようになってしまいます。
自己受容が低くなる原因

自己受容が低くなる原因は、生まれ持った性格だけで決まるものではありません。これまでの経験、人間関係、育ってきた環境、過去の失敗体験などが重なる中で、少しずつ自分を受け入れずらくなっていきます。
本来、人は最初から自分を否定したいわけではありません。
自分を受け入れられないのには、そうなるだけの理由があります。ここではよくある代表的な原因を4つ紹介します。
1. 条件付きで認められてきた経験
自己受容が低くなる大きな原因のひとつは、条件付きで認められてきた経験です。
良い子でいると褒められる。
成績が良いと認められる。
期待に応えると安心できる。
迷惑をかけないと怒られない。
こうした経験が重なると、無意識のうちに「何かを満たさないと認められない」と感じやすくなります。
そのまま大人になると、成果を出せない自分、弱い自分、期待に応えられない自分を受け入れにくくなります。
「できる自分なら価値がある」
「ちゃんとしている自分なら認められる」
そんな感覚が、自己受容を難しくしてしまうのです。
2. 失敗や否定された経験が残っている
過去に強く否定された経験も、自己受容の低さにつながります。
人前で失敗して笑われた。
本音を言ったら否定された。
頑張ったのに認められなかった。
弱さを見せたら突き放された。
こうした経験があると、「もう同じ思いをしたくない」と感じます。
その結果、失敗しそうな場面を避けたり、本音を出さなくなったり、平気なふりをするようになります。
これは弱いからではありません。過去の自分にとっては、傷つかないために必要な守り方だったのかもしれません。
ただ、その守り方が続くと、自分の本音や弱さを受け入れるよりも、隠すことが当たり前になってしまいます。
3. 人と比べる環境にいた
人と比べられる環境にいると、自分を見る基準が少しずつ外側に移っていきます。
兄弟と比べられる。
同級生と比べられる。
職場で成果を比べられる。
こうしたことが続くと、「自分が何を感じているか」よりも、「人より上か下か」で自分を判断しやすくなります。
そして、他人の成功を見るたびに、自分の不足ばかりが目につくようになります。
本当は、人にはそれぞれ違うペースがあり、違う背景があり、違う強みがあります。
でも比較の中にいると、その違いを認めるよりも、「自分は足りない」と感じやすくなってしまうのです。
4. ありのままの自分を出せる場所が少なかった
自己受容は、自分ひとりの中だけで育つものではありません。
弱さを話しても受け止めてもらえた。
失敗しても見捨てられなかった。
本音を言っても否定されなかった。
こうした経験があると、人は少しずつ自分を受け入れやすくなります。
逆に、弱音を吐けない、本音を言えない、失敗を見せられない環境にいると、「弱い自分は見せてはいけない」と感じやすくなります。
だから、自己受容が低いことは、本人の心が弱いという話ではありません。
これまで、自分を出しても大丈夫だと思える関係が少なかっただけかもしれないのです。
5. 自分を責める癖がついている
自己受容が低い人は、弱さや未熟さに気づいた瞬間に、自分を責める癖がついていることがあります。
不安になると、弱い自分を責める。
嫉妬すると、器が小さい自分を責める。
行動できないと、意志が弱い自分を責める。
でも本来、感情は自分を知るためのサインです。
不安は、何かを大切に思っているサインかもしれません。
嫉妬は、本当は欲しかったものを教えてくれているのかもしれません。
逃げたい気持ちは、怖さや疲れを知らせているのかもしれません。
感情が出た瞬間に責めてしまうと、本音に気づく前に自己否定だけが残ってしまいます。
この「自分を責める癖」も、自己受容を難しくする原因です。
自己受容の低さには理由がある
自己受容が低い人は、自分を「弱い」「ネガティブ」「自信がない」と責めがちです。
でも、自己受容が低くなる背景には、必ず何らかの理由があります。そうした積み重ねの中で、今の自分を受け入れることが難しくなっているのかもしれません。
だからこそ、まず必要なのは、そんな自分をさらに責めることではありません。
「自分を受け入れられない自分にも、そうなるだけの理由があったのかもしれない」
そう理解することです。
自己受容は、自分を受け入れられない自分をわかってあげるところから始まります。
自己受容が育つとどう変わるか

自己受容が育つと、人生が急に劇的に変わるわけではありません。
ただ、自分との向き合い方が少しずつ変わっていきます。
そして自分を受け入れた上での思考や行動の積み重ねによって、少しずつ自分らしく生きやすくなっていきます。
自分の本音に気づきやすくなる
自己受容が育つと、自分の感情や欲求を否定しすぎなくなります。
今までは「そんなことを思ってはいけない」「自分には無理だ」と打ち消していた気持ちも、少しずつ見つめられるようになります。
すると自分が実はどうしたいのか、何が嫌なのか、どんな時に嬉しいのか、が少しづつ見えてきます。
本音は、いつもきれいな言葉で出てくるわけではありません。違和感、嫉妬、怒りや不安として出てくることもあります。そんなそうしたネガティブな感情も「ああ、自分は今こう感じているんだな」と受け止めることが感情を否定しないことにつながり自分の本音に近づける一歩となります。
本音に近づけるから、自分の望む方向が見えやすくなる。
これが、自己受容が育つことで起きる大きな変化です。
人と比べても、自分に戻ってこられる
自己受容が育っても、人と比べることが完全になくなるわけではありません。
人と比べること自体は、自然な反応なので無くなりません。
ただ、自己受容が育ってくると、人と比較した際に「それに比べて自分はダメだ」と自己否定につながることが減ります。
「あの人はすごい」
「今の自分にも歩いてきた道がある」
と、自分の場所に戻ってこられるようになるのです。
これは自分を肯定して前向きに仕向けるのではなく
うらやましい。
悔しい。
焦る。
自分には足りない気がする。
そう感じる自分も受け止めながら、少しずつ自分に戻ってくる感じです。
他人の人生を見て、自分の価値を決めつけない。
他人の成功を見て、自分の歩みを否定しない。
それができるようになると、比較に振り回されにくくなります。
失敗しても、もう一度動きやすくなる
自己受容が育つと、失敗しても自分の価値がゼロになるわけではないと思いやすくなります。
だから、完璧でなくても動きやすくなります。
何かに挑戦するとき、人が怖いのは「失敗すること」だけではありません。
失敗した自分を見たくない。
本気でやってダメだったら傷つく。
人に笑われたら立ち直れない。
自分にはやっぱり無理だったと証明されるのが怖い。
こうした思いがあるから、動けなくなることがあります。
自己受容が育つと、失敗した自分にもどこか安心できる感覚が身につきます。
仮に失敗しても。悔しいし、恥ずかしい、そうだよね、と自分の辛さを受け止める居場所があるからです。
辛さの居場所があれば、
「うまくいくかはわからない」
「でも、やってみてもいい」
「次は少しやり方を変えてみよう」
と考えやすくなります。
自己受容があるから、怖さが消えるわけではありません。
怖さがあっても、自分を見捨てずに進めるようになるのです。
完璧な自分になったら動けるのではありません。
不完全な自分のままでも動いていいと思えるから、挑戦しやすくなるのです。
自然体で自分らしさが出やすくなる
自己受容が育つと、無理に自分を大きく見せたり、人に合わせすぎたりする必要が少なくなります。
できる人に見せなくていい。
いつも正しい人でいなくていい。
弱さを隠すために、頑張りすぎなくていい。
そう思えるようになると、自分の強みや魅力が自然に出やすくなります。
人は、自分を否定しているときほど、自分らしさを隠します。
嫌われないように。
バカにされないように。
失敗しないように。
変に思われないように。
そうやって自分を守ろうとするうちに、本来の良さまで見えにくくなってしまいます。
自分には弱さもある。
できないこともある。
それが自分。
そう受け止めることができると、無理に飾らなくても、その人らしさが出てきます。
自分の強みが無理なく発揮されて、その人らしい魅力が自然ににじみ出ている状態です。
自己受容が育つと、自分を否定するために使っていたエネルギーを、自分を活かす方向に使えるようになります。
その結果、自分らしさが自然に表に出てくるのです。
自己受容を高める方法 -5つのステップ –

自己受容は、いきなり身につくものではありません。
「自分を受け入れよう」と思っても、すぐに弱い自分や情けない自分を受け入れられるわけではないと思います。
だから大切なのは、無理に自分を好きになろうとすることではありません。
まずは、自分の気持ちに気づくこと。
そして、その気持ちを否定しすぎずに、少しずつ受け入れていくことです。
ここでは、自己受容を高めるための具体的な方法を紹介します。
自己受容の第一歩は、感情をそのまま言葉にすることです。
おすすめはノートに毎日書き出すことです。
綺麗にまとめなくても大丈夫。
たとえば、
怖い。
悔しい。
本当は認められたい。
逃げたい。
人と比べて落ち込んでいる。
こうした気持ちが出てきたときに、すぐに「こんなことを思う自分はダメだ」と否定せず、
まずは、
「今、自分は怖いんだな」
「本当は悔しかったんだな」
「認められたい気持ちがあるんだな」
「逃げたいくらい不安なんだな」
と、自分の内側で起きていることを書き出してみる。
口に出してみるのも有効です。
それだけでも、感情に飲み込まれている状態から、少し距離を取れるようになります。
自己受容は、感情を消すことではありません。
まずは、自分の中にある感情に気づき、ちゃんとわかってあげることから始まります。
自分の感情に気づいたら、その感情に問いを立ててみてください。
すると多くの人は
たとえば、不安や嫉妬、怒り、寂しさ、焦りが出てきたとき、
「なぜそう思うのだろう?」と考えます。
もちろん、「なぜ?」と問いかけることも大切です。
ただ、「なぜ?」だけだと、原因探しになりすぎて、自分を責める方向に向かってしまうこともあります。
「なぜ自分はこんなに弱いんだろう」
「なぜまた同じことを繰り返すんだろう」
「なぜこんなことで傷つくんだろう」
このように、問いの向け方によっては、内省ではなく自己否定になってしまうのです。
感情に対しては、いろいろな角度から問いを立ててみることが大切です。
たとえば、
「いつからそう感じているのか?」
「どんなときにその感情が出やすいのか?」
「身体ではどんな感覚として出ているのか?」
「具体的に、何がつらいのか?」
「本当は何を大切にしたかったのか?」
このように問いを変えると、感情の見え方も変わります。
たとえば、嫉妬しているとき。
「なぜ嫉妬するんだろう?」だけでは、自分の器の小ささを責める方向にいってしまうかもしれません。
でも、
「どんなときに嫉妬するのか?」
「相手の何がうらやましいのか?」
「その奥には、自分のどんな願いがあるのか?」
と問いかけると、嫉妬の奥にある本音が見えてくることがあります。
本当は自分も認められたかった。
本当はもっと自由に表現したかった。
本当は挑戦している人がうらやましかった。
そう気づけると、感情はただの厄介なものではなく、自分を知るための入口になります。
感情に問いを立てることは、自己内省につながります。
同時に、「今、自分はこう感じているんだな」と少し離れた場所から見られるようになるため、メタ認知も進みます。
自己受容とは、感情に飲み込まれることではありません。
感情を否定せずに受け止めながら、そこに問いを立て、自分の内側を少しずつ理解していくことです。
すでに自己受容は低くなる原因でお伝えしましたが、今の自分の反応には、必ず何らかの理由があります。
人に合わせすぎるのも、
失敗を怖がるのも、
挑戦から逃げるのも、
本音を隠すのも、
過去の自分にとっては必要な生存戦略だったのかもしれません。
たとえば、子どものころから親の顔色を見て育った人にとっては、人に合わせることが自分を守る方法だったかもしれません。
本音を言って否定された経験がある人にとっては、自分の気持ちを隠すことが安心するための方法だったかもしれません。
もちろん、その反応が今の自分を苦しめていることもあります。
でも、昔の自分にとっては、それが必要だった。
そう考えると、自分を一方的に責める必要はなくなります。
「なんで自分はこんなに弱いんだ」ではなく、「そうなるだけの理由があったのかもしれない」と見てみる。
それだけで、自分へのまなざしが少しやわらかくなります。
自己受容とは、弱さを正当化することではありません。
弱さの背景を理解したうえで、これからどうするかを考えることです。
自分の感情を言葉にしても、問いを立てても、なかなか自己受容が進まないことがあります。
その場合、過去のネガティブな体験が、心の奥に深く残っているのかもしれません。
たとえば、
子どものころに強く否定された経験。
親の顔色を見て過ごしていた経験。
失敗して怒られた経験。
こうした体験があると、大人になってからも、似たような場面で強い不安や怖さが出てくることがあります。
頭では「もう大丈夫」とわかっていても、心や身体が反応してしまうのです。
このような場合は、過去の自分の感情を癒してあげることも大切です。
その方法のひとつに、インナーチャイルドワークがあります。
インナーチャイルドワークとは、傷ついている子どものころの自分、あるいはネガティブな体験をしたときの自分をイメージし、その自分に寄り添うワークです。
たとえば、目の前に小さなころの自分がいると想像してみます。
その子は、どんな表情をしているでしょうか。
何を怖がっているのでしょうか。
本当は何を言いたかったのでしょうか。
誰にわかってほしかったのでしょうか。
その子の話を聞いてあげる。
「怖かったね」と声をかけてあげる。
「ひとりで頑張っていたんだね」と伝えてあげる。
そばにいてあげる。
抱きしめてあげる。
必要であれば、背中や肩をやさしくさすってあげるイメージをする。
こうしたワークを通じて、過去の自分が感じていた怖さや寂しさ、怒り、悲しみに少しずつ触れていきます。
ワークをやる際はこちらの参考動画も活用ください。
自己受容とは、今の自分だけを受け入れることではありません。
過去に傷ついた自分。
本当は助けてほしかった自分。
怖くて何も言えなかった自分。
ずっと我慢していた自分。
そういう自分にも、「そこにいてよかったんだよ」と居場所を与えていくことです。
もちろん、過去の体験が深く傷として残っている場合は、ひとりで無理に向き合おうとしなくても大丈夫です。
つらさが強い場合や、思い出すだけで苦しくなる場合は、カウンセラーや心理の専門家の力を借りることも大切です。私もインナーチャイルドワークをセッションで取り扱っていますので、必要であれば無料相談ください。
自己受容は、気合いで自分を変えることではありません。
過去の自分を責めるのではなく、まずは「それだけ傷ついていたんだな」とわかってあげること。
その癒しが進むことで、少しずつ今の自分を受け入れやすくなり、前に進めるようになることがあります。
自己受容は、一人でも育てられます。
ただ、人との関係の中で育つことも多いです。
否定されずに話を聞いてもらう。
弱さを出しても受け止めてもらう。
自分では見えない前提に気づかせてもらう。
こうした経験を通じて、少しずつ自分を受け入れられるようになります。
人は、自分のことを自分ひとりで正確に見るのが難しいものです。
自分では「こんなことを思う自分はダメだ」と感じていても、信頼できる人に話すと、
「そう感じるのも自然だと思うよ」
「それだけ頑張っていたんじゃない?」
「本当は傷ついていたんだね」
と言ってもらえることがあります。
そうした言葉を通じて、初めて自分の気持ちに気づけることもあります。
もちろん、誰にでも話せばいいわけではありません。
大切なのは、安心して話せる相手を選ぶことです。
否定せずに聞いてくれる人。
すぐに正論で返さず、まず受け止めてくれる人。
自分の弱さを出しても、見下さない人。
そういう相手との関係の中で、
「こんな自分を出しても大丈夫なんだ」
という感覚が少しずつ育っていきます。
自己受容は、自分の中だけで完結するものではありません。
誰かに受け入れてもらう経験を通じて、自分でも自分を受け入れやすくなるのです。
もし思い当たる人がいなければ私がお話しをきくこともできますので、必要であれば無料相談ください。
少しずつでいい
自己受容を高める方法を紹介しましたが、すべてを一度にやる必要はありません。
むしろ、自己受容が苦手な人ほど、「ちゃんと自己受容しなきゃ」「早く自分を受け入れなきゃ」と焦ってしまうことがあります。
でも、それではまた自分を責める材料が増えてしまいます。
自己受容は、完璧にできるものではありません。
受け入れられる日もあれば、受け入れられない日もあります。
自分にやさしくできる日もあれば、また責めてしまう日もあります。
頭ではわかっていても、感情が追いつかないこともあります。
それでも大丈夫です。
「今日は受け入れられなかった」
「また自分を責めてしまった」
「でも、それだけつらかったのかもしれない」
そうやって、自己受容できない自分さえも、少しずつわかってあげる。
その積み重ねが、自己受容を育てていきます。
自己受容は、ある日突然できるようになるものではありません。
自分の気持ちに気づく。
事実として見る。問いを立てる。
できない背景を見る。
過去の自分を癒す。
信頼できる人に話す。
そのひとつひとつを通じて、自分との関係が少しずつ変わっていきます。
そして、その変化が、自分らしく生きるための土台になっていくのです。
まとめ|自己受容は、自分らしく生きるための土台

自己受容とは、良い自分だけでなく、弱い自分、情けない自分、未熟な自分、矛盾した自分も含めて、まずは「そういう自分がいる」と認めることです。
それは、自分の境遇や現実を受け入れることでもあり、自分の内側にある感情や弱さを受け入れることでもあります。
自己受容は、甘えではありません。
開き直りでもありません。
無理やりポジティブになることでもありません。
むしろ、自分の気持ちと現実を正直に見つめる力です。
自己受容が育つと、他人の評価に振り回されにくくなり自分の本音、人生の舵を取り戻すことができます。
そして、自分の強みや魅力が自然に発揮されるようになります。
最初から完璧な自分になることではありません。
むしろ、完璧ではない自分を否定し続けることをやめることです。
弱さがある。
怖さがある。
嫉妬もある。
迷いもある。
逃げたい気持ちもある。
それでも、自分はここから始めていい。
そう思えることが、自己受容の第一歩です。
自己受容は、自分の人生に戻るための、いちばん大切な土台です。
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