【厳選】人生に効く！社会人向け自己分析のおすすめ本１6選

こんな方向けに、ここでは社会人向けにおすすめな自己分析本をご紹介します。

自己分析で自分を深く理解することは、人生の指針やこれからのキャリアを決める上でとても有意義です。

私は自己分析を徹底することで30後半で人生を一新。未経験転職や副業での自己実現で、今はお金にも時間にも比較的余裕のある生活が実現できています。

一方、自己分析はあれもこれもとやりだすと収集がつかずに迷子になりやすいので注意が必要です。

自己分析の本は大きく３つに分かれますが、本を選ぶ際にはそれぞれの目的を意識して自分の目的に合った本を１〜２冊選ぶのがおすすめです。

ここでは自己分析の本の選び方を含め、自己分析本を目的タイプ別にわけて紹介します。

是非参考にしてみてください。

自己分析の本の選び方

自己分析の本は４つのタイプに分類できます。

①自分の原点を理解する本は、人生に迷ったときに使える本です。

「人生がなんかうまくいかない。」

「いつも同じパターンで失敗している気がする。」

「人間関係にいつも悩まされている。」

そんな方が自分の原点を見つめ直し、根本的な問題にアプローチするのにおすすめです。

自分の見たくないような部分や潜在意識にまで踏み込むことで自己理解が進み人生が好転します。

②自分のやりたいことを見つける本は、自分の欲求や目標の理解を深めるのに使える本です。

「自分のやりたいことがわからない、、」

「どこに向かったら良いのかわからない。。」

そんな方におすすめです。

自分のやりたいことを自分の過去を遡ったり、本に掲載されているワークをしていく中で見つけることができます。

同時に周りの人の特性なども勉強になるため人間関係につまずいている人にもおすすめです。

②自分の強み、特性を見つける本は、自分の理解を深めるのに使える本です。

「自分の強みがわからない、、」

「自分には何の才能も強みもない。。」

そんな方におすすめです。

心理学や過去の研究データから自分の特性を知ることができますし、同時に周りの人の特性なども勉強になるため人間関係につまずいている人にもおすすめです。

③転職に使える自己分析本は、転職での自己PRなどに使える本です。

ビジネスで活用できる強みや、転職のために必要な自己分析に特化した内容になります。

「自分の適職がわからない」

「次の転職は絶対に成功させたい」

「自己PRできる強みがない！」

そんな方にはおすすめです。

４つのタイプは明確に分かれているわけではなく、内容がかぶる部分も多いですが、自己分析の本を選ぶときはまずこの４つ目的別のタイプから自分に適したものを選ぶと効果的です。

もし１冊以上を読む場合はそれぞれのタイプから１冊づつ選び３冊読み通してみるのもおすすめです。

それでは４つのタイプにわけて、おすすめの自己分析本を紹介します。

自分の原点を理解する自己分析本

　　

「本当の自分」がわかる心理学　~すべての悩みを解決する鍵は自分の中にある~

「本当の自分」がわかる心理学はドイツで最も著名な心理学者であるシュテファニー・シュタールさんの著書。世界150万部以上の大ベストセラーで自己理解本の最高峰といっても過言ではありません。

内容は専門的でありながら誰にでもわかるようわかりやすく書かれていて、かつ今日から役立つ実践的な内容です。

読めば「あ、これは自分のことだ」「そうそう、こうなんだよ」と共感しながら自分の理解が深まります。

ワークをやりながら読み進める格好で読み終わる頃には今の自分の行動や人生がなぜ今の状態になっているかがわかるはずです。

スタンフォード大学の超人気講座「 実力を100%発揮する方法 」

「実力を100%発揮する方法」はスタンフォードで超人気講座をしていたシャザド・チャミンさんの著書。

本書は幅広い研究のエビデンスを元にした信頼性の高い本でありながら、実践的な内容です。誰にでも理解できるようわかりやすくまとまっています。

人には誰にでも心の中に妨害者がいます。妨害者はあなたに「どうせうまくいかない」「私は大した存在じゃない」「もっと頑張らないと」などと声をかけて足を引っ張ります。自分の妨害者を理解して対処できると脳はポジティブに働き出し人生が好転します。

本書で自分の成長を邪魔する存在に気づいて幸せに成功する方法に気づいてみてください。

ザ・メンタルモデル　痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー

メンタルモデルは誰もが心の底に抱える「痛み」をみつめることで、本当の自分を知ることができる本です。

メンタルモデルは４つあります。

A　価値なしモデル「私には価値がない」
B　愛なしモデル「私は愛されない」
C　ひとりぼっちモデル「私は所詮ひとりぼっちだ」
D　欠陥欠損モデル「私には何かが決定的に欠けている」

このメンタルモデルを理解できると、この人生であなたがどんな世界をもたらしたいのか、という願いや使命が見えてきて、ありのままに生き、その喜びの中で生きられると著者はいいます。

是非自分のメンタルモデルに向き合ってみてください。

自分のやりたいことを見つける本

ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

ソースはワークショップ型の自己分析本です。

ワークの分量が非常に多く、多角的に自分を深堀りすることができます。

あなたがワクワクすることが人生の源という考えが根底にあり、自分のワクワクを探しながら自分らしく生きる方法を模索していきます。

テキストは２つにわかれています。

①「ソース」：ソースの内容の解説と簡易ワークショップ
②「ソース ~セルフ・スタディキット」：詳細なワークショップの内容

価格が２冊合わせて定価は21,780円と高いのですが、今ならKindle Unlimitedに契約をしていればどちらも無料で読めます。Kindle Unlimitedは月額980円でいつでもやめられるで、ソースで自己分析をするならKindle Unlimitedがお得です。

1999年の発刊から長年読み継がれ実践されている自己分析手法です。私もこの本にそって自己分析をすることで人生の活路を見出しました。

もし人生に迷っていて自己分析にじっくり時間をかけたいなら、この本を使ってみてください。一押しです。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方　人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

タイトルのとおり、自分のやりたいことを見つける方法を知ることができる本です。

「やりたいことは運命的に出会うものでなく、体型立てて論理的に見つけるもの」という考えのもと、自分のやりたいことを探す方法が図解によってわかりやすく解説されています。

内容はワークショップ型で自分の「すきなこと」「得意なこと」「大事なこと」を深掘りし掛け合わせながらあなたの本当にやりたいことを探っていきます。

価値観や特性のキーワードもたくさん載っているので、自分を知る上でのキーワードなども拾えます。

多くの方に読まれたベストセラーです。是非活用してみてください。

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい！

仕事をしていれば必ず使う、文書作成ソフトMicrodoft のWordの開発者ブロディ氏が説く、やりたいことの見つけ方。

こちらはワークショップ型ではなく、やりたいことを見つける考え方のヒントが詰まった本です。

自分を信頼すること、世界の見方は変えられる、人生の目的を知るための７つの質問、３つのカテゴリー「欲求」「システム」「手段」に分けるなど。

それぞれのヒントから自分の本当にほしいものを理解してやるべきことを明確にしていくことができます。

ビル・ゲイツ氏も「驚くほど有益だ！」と絶賛した、米国発のロングベストセラーです。

本を買うと1780円しますので月額980円のKindle Unlimitedで読む方がお得です！

メモの魔力 The Magic of Memos

メモの効果的なとりかたを解説している本なのですが、自己分析としても有益と評判の高い本です。

メモを取る際は「ファクト・抽象化・転用」といった思考の展開をするとことでより本質に近づけます。自分の考えが整理され次のアクションになげることができます。

この特殊なメモの取り方と考え方を学んだ上で、これまでの自分の人生を振り返ることで無駄のない、より効果的な自己分析ができます。

本の最後には自己分析１０００問が用意されています。私は挑戦しましたが解答率６０％くらいでしたが、自分の本質に近づくことができました。

ずっとやりたかったことをやりなさい

自分の創造性をとりもどす方法を教えてくれる本です。

直接的な自己分析の本ではありませんが、自分のやりたいことがわからないと悩んでいる人にはおすすめの１冊です。

人は元来誰でもクリエイティブな存在でそれを自由に表現すべき。思いこみや他者の目線を気にせずに本来の自分を取り戻す方法が書かれています。

具体的にはモーニングページとアーティストデートという２つの活動をすることになります。私は本書を読んでから毎朝モーニングページを実践していますが、思考がスッキリして前向きに活動できるようになりました。

全世界で長年読み継がれている名著です。

自分の強みや特性を知る自己分析本

ジーニアスファインダー自分だけの才能の見つけ方

ジーニアスファインダーは「天才性は誰にでもある」との信念から大学生を中心に3,000名以上の人生を変えたメソッドを書籍化したものです。

過去の振り返り、意識の向け方を言語化していくことで、自分の才能をみつけることができます。そしてその才能をつかって生活と仕事を再構築していく方法が紹介されています。

個人的には本書が扱う「とげぬき」というアプローチが自己理解をする上では非常に重要だと感じています。

適宜図解やまとめもあり、とてもよみやすい本です。

持って生まれた才能を知りたい人にはおすすめです。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

自分の強みを知りたいならば、まず手にとりたい１冊です。

累計１２０万冊、診断は世界２８００万人以上が受けた世界で一番信頼されている強み診断方法です。

人の強みを３４に分類、それぞれのタイプの強みの活かし方を解説した本です。

本書には自分の分類を診断するためのアクセスコードがついており、そのアクセスコードをつかってネット診断をうけることができます。アクセスコードは中古の本だと使えませんので注意ください。

自分の強みを客観的に知るためにも、是非活用してみてください。

すぐに診断したい方は直接ネットから診断だけすることも可能！

宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる　あなたの知らないあなたの強み　　

FFS理論をもとに、あなたの強みを知ることができます。

FFS（Five Factor Stree）理論とは人間の特性を「凝縮性」「受容性」「弁別性」「拡散性」「保全性」に整理する理論です。

個々の特性をしることで強いチームをつくることができる、とアクセンチュア、ホンダ、ソニーといった有名企業でも取り入れられている信頼性の高い分析手法です。

漫画『宇宙兄弟』のキャラクターに準えた診断になっていて、漫画を知っている方はより内容を楽しく取り組むことできます。

５つのタイプをしることで、今後の人間関係を良好にするヒントをえられるのもFFS理論のメリットです。

新版 エニアグラム【基礎編】　自分を知る９つのタイプ (角川書店単行本)

エニアグラムにより自分の特性を知ることができる１冊です。

エニアグラムとはギリシャ哲学を源流に、最新の心理学を取り入れた性格分析法です。人を気質によって９つのタイプに分類し、各タイプが本来もっている可能性や特徴がわかります。

これまで長きに渡りビジネスやカウンセリング、アメリカのCIAなどでも使われてきました。

自分自身まだ気づいていない隠された可能性やストレスへの効果的な対応法などもわかります。

Work Go

【転職に使える】信頼度の高い自己分析・適職診断ツールおすすめ８選！無料あり | Work Go ここでは転職の時に使える信頼性の高い「自己分析ツール」をご紹介します。 私は実際にこれらの自己分析ツールを使い、難しいとされるアラフォー未経験転職で年収アップに...

転職に使える自己分析の本　

あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析

転職をする際に一番おすすめな自己分析本です。

心が喜ぶ！をキーワードに「喜びの源泉」「仕事で活かせる強み」「苦手分析」を探ることで自己理解を深めます。これにより自分に最適な職業や職場をイメージできるようになります。

転職に使える自己分析の考え方やノウハウも解説されていてるので学びも多いです。

これまで多くの転職者を支えてきた良書です。

本は1430円しますが、今なら月額980円のKindle Unlimitedで無料で読めます。

ハーバードの自分を知る技術　悩めるエリートたちの人生戦略マップ

キャリアを考える上でどう自分を捉えれば良いかがわかる本です。

ゴールドマン・サックスで副会長を務めたハーバード・ビジネススクール教授のカプラン教授がこれまで受けたキャリア相談をベースに人生戦略を指南します。

自分の長所と短所をしること、本当にやりたいこと、心の声の影響力についてなど、解説とともにワークショップ型で自己分析に取り組めます。

著者であるカプラン教授は、多くの学生や社会人にアドバイスしてきただけあって、その言葉には説得力があります。

本は1650円ですが、Kindle Unlimitedで無料で読むことができます。

転職を考え始めた人のための「天職の見つけ方」: やりたいことが必ず見つかる自己分析

「天職をみつける」をテーマに「自分を知る」自己分析３STEP,「仕事を知る」仕事分析３STEPによる自己分析ワークが掲載されています。

転職をするとは決めていないけど「今の仕事はなんか合っていない、、」「このままでいいのだろうか、、」とキャリアに悩んでいる人にもおすすめの１冊。

内容は主に20代向けに書かれた本書ですが、30代のビジネスマンにとっても気づきの多い内容です。

図解も多く読みやすい本です。Kindle Unlimitedであれば無料で読めます。

このまま今の会社にいていいのか？と一度でも思ったら読む 転職の思考法

直接的な自己分析の本ではないですが、転職での自己分析を行う上で読んでおいた方がよい本です。

ストーリー仕立てで転職をどう考えればよいのか理解することができます。

自分のマーケットバリューを測る、仕事の寿命を知る、伸びる市場でベストな会社を見極めるなど、転職をする前に自分の立ち位置を明確にするのに役立ちます。

とても読みやすく多くの転職者から支持されているベストセラーです。

対話形式なので読みやすく、本もいいですが忙しい人は隙間時間にAmazon Audibleで聞くのもおすすめです。

自己分析を深めるには他者との会話も重要

より自己分析を深めるには本での自己分析に加えて、他者との会話が効果的です。

自問自答を繰り返しでは見えなかった部分が他者との会話で見えてきます。

転職を考えている場合は、自分をどう捉えるか以上に他者から自分がどう見られているかを知ることが有益です。

おすすめは知人、友人、両親に自分の性格や特性、強みを聞いてみることと、キャリアコーチングの無料相談を利用してキャリアのプロからアドバイスをもらう方法です。

特にキャリアコーチングの無料相談は客観的なプロのアドバイスを聞けるので利用価値が高いです。転職エージェントと違い、転職を無理に勧めてくることもありません。

おすすめはキャリート、ポジウィルキャリア、キャリアアップコーチングの３社です。

また、私自身もコーチングサービスを提供しています。特に「自分のやりたいことがわからない」「長いこと悩んできたけど変われない」という方には向いているサービスですので気になった方は無料相談を申し込みください。

気になる方私が実際に無料診断を受けた様子をまとめた「【体験談】想像以上！POSIWILL CAREERの無料診断を受けてみたのでレビュー」も参考にしてみてください。

社会人におすすめの自己分析本１6選一覧