Life Go ワークショップ：①自己分析ワーク

ここでは人生をより自分らしく生きるためのプログラム「Life Goワークショップ」の自己分析ワークを進めていきます。

自己分析ワーク

それでは自己分析ワークをはじめましょう。

自己分析はワークショップの一番大事な部分、土台となりますので時間をかけながらじっくりと取り組んでみて下さい。

自己分析ときくと「なんだ、そんなこと就活の時にやったことあるよ」と思うかもしれません。

ただ、就職活動の為の自己分析は自分のスキルや仕事で活かせる強みなどにフォーカスしがちですが、ここでは自分を丸ごと理解するため多角的に自己分析をしていきます。

自己分析の中で特に重要なポイントは３つです。

言葉で書くととても簡単ですが、人生にモヤモヤしている人のほとんどがこの３つができずに苦しんでいます。

自分の求めているものがわかって、自分がもっている偏見に気づき、自分を受け入れることができたときに初めて自分の人生を生きることができるようになります。

もちろんこんなステップを踏まずとも自分らしく生き生きと過ごしている人もいます。ただ３０を過ぎてモヤモヤをずっと抱えていた以前の私のような人にはこういった自分を取り戻すための作業が必要です。

自己分析ワークは全部で6つのステップ、５つのワークシートがあります。

ワークシートは

↓こちらからダウンロードしてください。

ワークシートは下記の５枚のシートがタブで分かれて格納されています。自分のことを楽しみながら掘り進めていってください。

自己分析シート

それでは自己分析ワークを始めていきましょう。

まずワークシートの「①自己分析シート」を記入してください。

　↓ワークシートはこちら↓

C列の解答欄はワークショップが終了したときに記入するところですので、空けておいてください。

質問になくとも、自分について書いておきたいことは自由に記入してみてください。

あまり時間をかけすぎなくても大丈夫です、まずはざっくりと自分について捉えてみましょう。

自己診断ツール

①自己分析シートができたら、次にネットにある自己診断ツールを使って診断をいくつかやってみましょう。質問を答えることで自分の特性や強み、才能などを知ることができます。

自己診断ツールは学術的背景のある信頼度の高いものから、根拠の薄い占いじみたものまで様々あります。記事「転職成功者が選ぶ信頼度の高い自己分析ツール８選！無料あり」におすすめツールをまとめましたので、こちらからいくつか選んでみてください。

自己診断ツールの結果はすべてを鵜呑みにするのではなく、参考程度にとどめておくことをおすすめします。

自己診断ツールは面白いのでいろんなものを試したくなったり、自分の欲しい回答を出してくれるツールに出会うまで色んな診断を探してしまったりする人がたまにいるのですが、あまり意味がありません。

自己診断ツールは２、３個、自分に関するキーワードを探す感じでライトな感じで楽しんで取り組んでみてください。診断ツールででてきた気になるキーワードはスクショやメモをしておいてください。

過去の深掘り：質問シート（過去）

ワークシート「②質問シート（過去）」を記入してください。

ここでは過去の体験を振り返ります。小学校まで、小学校、中高、大学社会人それぞれの時期での経験を書いてみてください。

分量が多いので、ゆっくり数日間かけて取り組んでみてください。

できるだけ具体的に書けると自己分析も深まります。

特に思い当たることがない設問は無理に書かずに飛ばしてもらって大丈夫です。

ネガポジ体験シート

過去の体験の振り返りが終わったらその中から特に印象深い体験にフォーカスを当てます。

ワークシート「③ネガポジ体験シート」を記入してください。

ポジティブな体験とネガティブな体験をそれぞれ最低３つ、できるだけその当時起こったこと、感じたことを具体的に書き込んでください。

ただしネガティブ体験は思い出すことや書くことがとても辛くなってきたら無理せずに一度やめてください。

書き終わったら「②思考の癖から解放！自分を変えるアンカーリムーブワーク」の記事にあるワークをしてください。

これはアンカーリムーブというワークで、自己分析ワークの中でも非常に重要な部分になります。

現在と未来：質問シート（未来）

過去への振り返りが終わったら、未来について考えてみましょう。

ワークシート「④質問シート（未来）」を記入してください。

夢や理想については「こんなの自分には無理かも」と思わず自分が思う最高の夢や理想をそのまま書いてください。

誰にみせるものでもないので自分で書いていてニヤニヤするような内容にしてみてください。

もし気分が乗ったら理想が実現した自分になりきって今の自分宛てに手紙を書いてみましょう。

できるだけ具体的にイメージできるくらいリアルに書いてみてください。

どんな場所に住み、どんな人と関わり、どんな仕事や働き方をしているのか。余暇の過ごし方や、毎日どんな気分かを書き出してみましょう。

第三者の意見を聞く

各シートの記入が終わったら、他の人の意見を取り入れていきます。

自己分析は自分自身では限界があります。他の人の意見をきくと自分では見えてなかったところが見えてきます。

ただ付き合いの長い人とは恥ずかしかったり、利害関係があったりで素直に話してくれないことも多いです。

そこで活用したいのが、キャリアコーチと転職エージェントの無料相談です。プロの意見を聞くことで自分を客観視することができます。自分の社会的な立ち位置も再確認できるのでとても有意義です。

キャリアコーチの無料相談

キャリアコーチとはあなたの今後のキャリア設計をサポートしてくれるサービスです。

転職だけに限らず現職でのキャリアアップ、独立、副業など幅広いオプションを見据えたアドバイスをもらえるのが特徴です。

はじめての人は４５分ほどの無料相談を受けることができます。

この無料相談を利用して自分のモヤモヤを相談してみてください。プロの有益なアドバイスをうけることができます。

キャリアだけでなく「やりたいことがわからない」「家庭との両立が大変」など何でも相談できます。私は実際に無料相談を受けて思わぬ気づきがありました。

キャリアコーチはいくつか選択肢がありますが、ポジウィルキャリアとキャリアアップコーチングは評判も高く、無料相談で無理な勧誘もないので安心です。

キャリアコーチの各社比較は「【厳選】質の高いおすすめキャリアコーチング７選　ー料金、特徴、口コミ各社比較ー」も参照ください。

転職エージェントの無料相談

転職エージェントの無料相談は転職を検討していることを前提にしていますが、転職を考えていなくても自分の今の市場価値を知るのに有益です。

「転職エージェントと話すと転職するよう仕向けられそうで嫌だ」「転職は考えていないから、何をはなしていいかわからない」と感じる方もいるかもしれませんが、転職を考えていなくとも一度転職エージェントと無料面談してみてください。

特にこれまで転職を一度もしたことがない人にとっては非常に効果が高いです。

相談しやすいエージェントはリクルートとDodaどちらも幅広い情報と確かな実績をもったエージェントです。

私は実際にキャチアコーチ、転職エージェントどちらの無料相談もうけることで大きな気づきがありました。

キャリアコーチングは実際に有料のコーチングも受けました。高額ですが値段以上の価値があり効果が高かったので無料相談で感触がよければコーチングを受けるのも非常におすすめです。

人生のキーワード

最後にこれまでの自己分析での気づきを、ワークシート「⑤人生のキーワードリスト」にまとめていきます。

これまでの記入してきたシートや自己診断、キャリアコーチ、転職エージェントの面談であがったキーワードをピックアップして好き、嫌い別でカテゴリーごとに書いてみてください。

説明の部分ではキーワードを使った文章を書いてみてください。同時になぜそれらのキーワードが自分にとって大事なのかもメモしておきましょう。

例えば、自分の特性のキーワードが「自然」「やさしい」「素直」であれば、

「誰にでもやさしく接することができる素直でうそのない自然体な人」など。

理由として「周りの人から優しいと言われる、去勢を張ったり卑屈になるのは嫌いなので自然体な人でありたいと思っていて実践している、昔から人を信じやすく嘘がつけない正直者」などといった具合で書いてみてください。

シートが完成したらすきなことリストにあるキーワードを使って遊んでみてください。

これらのキーワードや作ったコラージュやマインマップはスマホに保存したりして簡単に見返す場所に置いておくことで今後も自分を振り返るのに活用してみてください。

最後に自己分析ワークのはじめに書いた①自己分析シートの自己分析終了時に記入の欄を埋めてください。

ワーク前と違った回答、もしくは同じ解答でも違った側面がみえているはずです。

自己分析ワークまとめ

お疲れ様でした。ここまでで自己分析ワーク終了です。

分量が多く大変だったかもしれませんが、深い自己理解につながっていると嬉しいです。

自分の正直な気持ちや素直な特性を理解し受け入れることができると、不思議と肩の力がぬけて自然に前向きになれると思います。

今回の気づきを大切にしながら、度々自分の本当の気持ちを確認してみてください。

きっとこれまでよりもずっと自分らしい行動に移れると思います。

それでは、次はワークショップの②新しい行動ワークに挑戦してみましょう。