「30代になってもやりたいことがわからない、、どんな仕事が適職かわからない、、」
「今の仕事なんか充実感がないけど、かといって他にやりたいこともないしな、、」
30代は一般的にはキャリアの方向性を固め、プレイヤーとして躍進、マネージメントを期待される年代と言われています。仕事を任せてもらえる機会も増えるのでやりがいも感じやすい時期です。
ただ、30代になってもやりたい仕事がない、わからないという人が意外と多いのも事実です。
実際に私も37歳までやりたいことがわらからずに苦しみました。生活をする為だけに毎日通勤して仕事もつまらないしノルマに追われストレスフルな日々を過ごしてきました。
私の場合はキャリアコーチングと転職で現状を打開することができました。キャリアコーチングとはキャリアのプロとの対話で自分の理想のキャリアを実現していくサービスです。今なら無料で45~60分ほどのセッションを受けられるので、興味ある方は一度相談してみてください。
「やりたいことがわからない」「今の会社でいいのかな、、」とモヤモヤしている人は、一度プロに相談すると前に進めます。
「ポジウィルの45分無料カウンセリング」は「今後どう生きるのか?」を軸にキャリアコーチがあなたの悩みの言語化、1人では気づけない「気づき」を得られます。
オンラインで気軽に相談、無理な勧誘はないので安心。上手く話せなくても大丈夫。
迷いが晴れると前向きになれる!
\ 顧客満足度92%以上!人気なのでお早めに! /
お問合せからDMを頂ければ友だち割引で3万円割引が提供できます!是非ご活用ください!
ポジウィルの受講を決めた際は、私に仕事は人生の多くの時間を費やします。
仮にパーフェクトな仕事と巡り会えなくとも少しでも自分に合った仕事、自分のやりたいことに近い仕事に就くことで毎日が充実します。
ここでは「今の仕事がつまらない、でも何がしたいかわからない。。」そんな30代の方に自分のキャリアを充実させるヒント、やりたい仕事をみつける具体的な方法をご紹介します。
本記事を読むことで今のモヤモヤから一歩踏み出すことができますので是非参考にしてみてください。
30代になってもやりたい仕事がわからない人は多い
30代でやりたい仕事がわかならない人の中には、「30代にもなってやりたいこともわからない自分は、なんてダメなんだ。情けない。。」と感じている人もいるかもしれません。
しかし実は多くの人が自分の本当にやりたいことがわからずに働いているのが実態です。
実際にPOSIWILL CAREERが行った調査では68%もの社会人が夢中になれる仕事がわからないと回答しています。多くの社会人がやりたいことがわからないまま今の仕事を続けているのです。
ですので、やりたいこと仕事がわからないと苦しんでいるなだ、まず「やりたい仕事がわからない」ことは割と普通な状態だということを知ってください。自分を責める必要は全くありません。
また、やりたいことがわからなくたって幸せに暮らしている人はたくさんいます。
もしあなたが、やりたいことがわからず苦しんでいるのなら、「やりたいことなんかなくても問題なくない?」と一度自分に問いかけてみるのも良いかもしれません。
やりたいことを仕事にして人生を充実させるというのは一つの価値観です。唯一の正解ではありません。「やりたいことがない」ということに苦しんでいるのなら、一度その考えを手放してみましょう。
それで楽になるのであれば、無理にやりたいことなど探さない方がよいでしょう。
仕事は仕事と割り切ってプライベートを充実させる生き方もあります。金融資産を貯めてサイドFIREをするような方法だってあります。無理に仕事とやりたいことを紐付けなくてもよいのです。
ただ、それでもやはり自分のやりたいことをはっきりさせて、仕事にしたいと考える人もいると思います。
そんな方は是非読み進めてみて下さい。
30代は方向転換のラストチャンス?
30代から自分のやりたいことを見つけるのは遅いという人もいます。
確かに10代、20代で自分のやりたいことに舵を切った人と比べるとだいぶ遅いでしょう。
転職市場でも35歳限界説などと言われ一般的に30代後半になると大きなキャリアチェンジは難しいとされます。現実問題、30代後半から業界ならまだしも職種を変えるのはハードルが高いです。
ただ、スタートが遅いからといってうまくいかないとも限りません。マクドナルドの創業者レイ・クロックがマクドナルドをはじめたのは52歳です。それまではミルクセーキマシンのセールスマンをしていました。世界には40代、50代から起業して大成功を収めた例が多くあります。
転職に関しても私は実際に39歳で異業種、異職種の転職をしました。転職活動期は4ヶ月ほどです。簡単とは言いませんが、ちゃんと対策をして臨めば実現可能です。
またこれからの時代一つの業界経験、一つの職種スキルのみで生き抜くのは難しくなってきています。
終身雇用が崩壊した今、1つの会社で定年まで働くという働き方は現実的ではありません。一企業の中でしか通用しないスキルでなく、マルチなスキルを掛け合わせてオリジナリティのある人材になることが重要だと言われています。
若い頃に決めた自分のキャリアを定年までやり通すというより、時代にあったスキルを習得しながら流動的にキャリアを渡り歩くという姿がこれからの時代のキャリアの姿です。
ですので、「35歳転職限界説は過去の話。30代からでは遅いなどと考える必要は一切ない」というのが私の主張です。
自分の人生を切り開くのに「遅い」ことはありません。あなたの人生で今が一番「早い」のです。
むしろ30代はすでに充分な社会人経験もあり、自分の市場価値をある程度認識できている分、自分のやりたいことを考えるには20代よりも適切な時期です。
やりたい仕事の考え方
やりたい仕事について考える際に職種や業界を考える方が多いですが、やりたい仕事は「動詞」「環境」「価値観」の3つの視点から考えると整理が進みます。
「動詞」で考える
やりたい仕事は「名詞」でなく「動詞」で考えます。
私たちは子供の頃から「何に」なりたい?と聞かれてきて仕事を名詞で考えがちです。
サッカー選手、お花屋さん、キャビンアテンダントなど。
もしくは自分の好きなことから考えてスポーツが好きだから、スポーツショップやスポーツブランドで働こうと考えるケースも多いです。
ただどちらのケースもやりたい仕事には結びつきにくいです。
重要なのは、自分の好きな「動詞」を見極めることです。
スポーツが好きな場合でも、ある人は「プレーする」のが好き、ある人は「戦術を考える」のが好きかもしれません。
プレーするのが好きな人は選手として活躍しないとつまらないでしょうし、戦術を考えるのが好きな人はスポーツでなくとも戦術を考える経営企画、戦略営業などに喜びを感じる可能性があります。
戦術を考えるのが好きな人がスポーツで接客業についても、なんか違うとなるわけです。
あなたはどんなことをするのが好きですか?
どんな作業や行動をしている時に喜びを感じますか?
あなたが好きな動詞を具体的に考えていみましょう。
“あなたの“強み”は、好きな「動詞」の中にある
by 森岡毅 ( Diamond Online記事より)
「環境」を選ぶ
やりたい仕事を探すには、仕事内容だけでなく、環境を考えることも重要です。
環境の意味は広く、物理的な環境、人間関係、拘束時間などがあげられます。
動詞がWhatであれば、環境はHowの問いになります。
例えばチームで連絡を密に取りながら仕事を進めたいのか、自分のペースで黙々と進めたいのか。
9時から6時など決まった時間で仕事を区切りたいのか、ある程度フレキシブルに時間を使いたいのか。
リモートで気ままに仕事がしたいのか、アメニティが充実した綺麗なオフィスで働きたいなど。
適切な環境は人によって異なります。
どんなにやりたい仕事でも人間関係が崩壊しているような職場ではやりたいことを実現するのは難しいでしょう。
自分が一番気持ちよく働ける環境、自分が一番やる気やパフォーマンスがでる環境を今一度考えてみましょう。
自分がフィットする環境がわからない場合は、色々な環境に身を置いて試してみるというのもよいでしょう。
人は持って生まれた身体的心理的特徴は変えられませんが、環境は変えられます。主体的に環境を選びましょう。
「価値観」に合っているか
やりたい動詞(What)、環境(How)の後は、Whyです。
なぜやりたいのか、やりたいこととあなたの価値観を確認しましょう。
例えばあなたがサッカーの戦術を考えるの好きな場合。できるだけ効率よく勝つこと、生産性向上に価値を感じているのかかしれませんし、もしくは個々の実力では格上の相手にチームの優れた戦術で勝つことができることに価値を感じるかもしれません。
「個では勝てなくてもチームなら成し遂げられる」ということを実践したい、伝えたいという価値観であれば、戦術を考えるというのは一つの手段で、他にも「チームマネジメント」や「コミュニケーション」についても興味を持つかもしれません。
自分がどんな価値観を大事にしているのか、仕事を通してどんな世界を実現したいのか、が定まると自分のやりたいこと、やるべきことが次々と湧いてくるはずです。
あなたの大事にしている価値観はなんでしょう?
今の仕事に不満がある人で実は自分の価値観が満たされていない人は非常に多いです。
3つの視点が合わさるところ
「自分のやりたい動詞」「自分が活きる環境」「自分が大事にしている価値観」の3つが明確になるとその中心に自分のやりたい仕事が見えてきます。
「私の転職はこれだ!」とピンとくる人も稀にいますが、多くの場合はぼんやりと「こんな感じかな、、」「これかもしれない、」といった不確かさが残る感覚だと思います。まずはそれくらいの解像度で構わないので、そのやりたいことの種を意識しながら今の仕事に取り組んだり、新しい活動を取り入れたりしてみてください。
一気に天職にたどり着くというより、だんだん自分のやりたい仕事に寄せていく、もしくは少しづつ自分の理想の仕事を作っていく感覚で取り組むとうまくいきます。
どんな仕事をしたいかわからない人の7つの特徴
自分がどんな仕事をしたいかわからないという人には考え方に偏りがある場合も多いです。
本当は自分がやりたい仕事がわかっているのに、思考の癖が邪魔しているケースです。この場合は自分の思考の癖を見直すと一気に視界が開けることがあります。
ここで「やりたいことがわからない人」が陥りやすい思考の癖を紹介します。
① 失敗したくない
「自分の人生を完璧に設計して失敗したくない。リスクを取らずに安全な道を歩みたい。」
こんな思いが強い人は「自分のやりたいこと」よりも「できること」、生活が安定しそうな仕事を選びがちです。
例えば何かしらの資格をとっていれば食いっぱぐれないだろうという心理も失敗したくないという気持ちにつながります。
自分の本当の思いとは関係のない仕事につくので、だんだん自分のことがわからなくなってしまいます。
リスクを過度に恐れるとチャレンジすることも減るので毎日が同じことの繰り返しになりがちです。
あなたはもし絶対に失敗しないとわかっていたら、どんなことにチャレンジしたいですか?
② 完璧主義
完璧主義な人も自分のやりたいことがわからなくなりがちです。
完璧主義な人は世間一般が求める完璧なキャリアを目指そうとしがちですが、やればやるほど社会通念にとらわれ自分の本心が置いてけぼりになってしまいます。
必死に頑張ってきたのに自分には何もないと感じてしまうのです。
人間は誰もが不完全でみんなどこか欠けています。
自分の得手不得手をそのまま認知するところがスタートです。
また、完璧主義の人は、自分のやりたいことを探すときに「これしかない!」という完璧なやりたいことを求めがちですが、絶対的なやりたいことなど実はありません。こうすれば完璧、これが正解という固定化した思考を柔軟に流動的にしていく必要があります。
③「あるべき論」が強い
仕事とはこうあるべき、上司ならこうすべき、など価値観の偏りが強い人も、自分が今信じている「~すべき」という価値観に逆に縛られて自分がわからなくなりがちです。
特に「こうあるべき」という価値観は自分というより、親や周囲の大人から刷り込まれた価値観の場合が多く、これに苦しめられるのです。
自分のやりたいことよりも、「こうあるべき」が先に立って、身動きが取れなくなってしまうのです。
自分にとっては当たり前になっているので、自分の価値観の偏りに自身で気づくのは難しいのですが、一度自分がこうすべきと考えていることを疑ってみてください。
例えば、私は「始めたことは最後までやり通すべきと」考えていましたが、その後考え方を変え今ではむしろ「無駄なことは早めに切り替えた方がいい」と考えるようになりました。ここで伝えたいのはどちらの考えが良いか悪いかでなく、自分のやりたいことができるような人生につながる価値観を選ぶということです。
自分の価値観の偏りが気づけない場合はコーチングを利用することをおすすめします。私はコーチングを上けたことにより自分の思考の偏りに気付きいたことで大きく前進することができました。
「やりたいことがわからない」「今の会社でいいのかな、、」とモヤモヤしている人は、一度プロに相談すると前に進めます。
「ポジウィルの45分無料カウンセリング」は「今後どう生きるのか?」を軸にキャリアコーチがあなたの悩みの言語化、1人では気づけない「気づき」を得られます。
オンラインで気軽に相談、無理な勧誘はないので安心。上手く話せなくても大丈夫。
迷いが晴れると前向きになれる!
\ 顧客満足度92%以上!人気なのでお早めに! /
お問合せからDMを頂ければ友だち割引で3万円割引が提供できます!是非ご活用ください!
ポジウィルの受講を決めた際は、私に④ 自分で選んでこなかった
これまで大事な選択を自分でしてこなかった人もやりたいこと迷子になりやすいです。
進学や学校選び、職種や会社選びなど親や周りの意見に従って選んできた場合は、今の自分の状況に責任がいまいち持てません。
例えば親の敷いたレールの上を歩んできた場合、急に自分のやりたいようにやっていいよといわれても指針をなくしてどうしたらよいかがわかりません。これまで自分で選んだ経験がないので当たり前です。
こんな場合は、まず自分で選ぶことを少しずつ始めてください。
なんでもいいのです。レストランでのメニュー選びや、会議で賛否を求められたら周りに合わせるのでなく率先して伝えるとか、自分の好きなものを選ぶ回数を増やしていきましょう。
自分で選んで自分の発言や行動に責任を持つ経験を積み上げることで、自分の好きなこともよりわかるようになります。
⑤ 自信がない
自分に自信がない人もやりたい仕事がわからない状況に陥りやすいです。
何かやりたいことが仮に出てきても、「自分にはできないかも」「この思いは本物じゃないかも」と不安になってやりたい気持ちに蓋をしてしまいます。
蓋をしているうちにやりたいことを考えることもやめてしまいます。
まずは自信を持つことが大事です。自信というと成功体験が必要などと考える人もいるかもしれませんが、実は自信は今すぐにでも持つことができます。
簡単に説明するのが難しいのですが、たとえ何の実績がなくとも自慢できる特技がなくても今の自分を受け入れること(自己受容)でベースとなる自信を持つことができます。
「あなたは、そのまま、ありのままでよい」というと少しスピリチュアルに感じるかもしれませんが、何が出来ても出来なくとも自分には価値がある。他の人にも価値がある。自分にはこんな特性があって、こういう人間関係があるなど過度に肯定するでも否定するでもなく受け入れるのです。
自己受容はすべてのベースになりますので、今の自分を変えるのにまず最初にとりくむべき内容です。
*自己受容については今後深掘り記事も掲載していきます。
⑥ 時間がない
仕事が残業続きでゆっくりと考える時間がない。仕事が忙しすぎて他のことをする体力も残っていない。
こんな場合は日々の生活を回すのが精一杯でふと「このままでいいのかな」と考えても、それ以上考えがすすまないでしょう。
今の仕事に満足していないなら、何が嫌なのか、どう働きたいのか、何がしたいのかを時間をとって考える必要があります。まずは時間を確保しましょう。
おすすめは朝の時間です。いつもより30分早く起きて15分でもいいので誰にも邪魔されずゆっくりと自分と向き合ってみてください。難しければ思い切って有給をとるのもいいでしょう。
もし激務で有給もとれない、いわゆるブラック企業であれば早めに離れることをおすすめします。健康にも悪いですし30代からの時間は20代の頃よりも大事になってきますので自分の時間を大事にしてください。
⑦ 周囲の期待に応えてきた人
自分のやりたいことよりも周囲の期待に応えてきた人も自分のやりたいことがわかりなくなりやすいです。
このケースには大きく2つの深層心理があります。
1つは争いを避けたい、もう1つは承認されたいという思いです。
争いを避けたいと思っていると、自分のやりたいこと押し通すことができず相手や周りの求めるように振る舞います。自分のやりたいことに蓋をし続けると自分がだんだんわからなくなってきます。
承認欲求が過度に強いと自分より周りのことを優先させて結果的に人のやりたいことに振り回され続ける人生になってしまいます。
人の期待に応えるのは良いことなのですが、それによって自分が押し殺されているようであれば考え直したいところです。
人は支え合って生きています。あなたが誰かの期待に応えているようにあなたも他の誰かに何かお願いをしたり、期待をしてみてください。
自分のやりたいことを伝えて協力を仰いでみてください。
人間関係の悩みが深い人は「幸せになる勇気」という本がおすすめです。要約記事もありますので参考にしてみてください。
30代でやりたい仕事がわからない原因と対処法
やりたい仕事がわからない人の特徴をまとめると、やりたいことがわからなくなる原因は大きく3つに集約されます。
- 周りの価値観に振り回されている(他人軸、思考の偏り)
- 自分のやりたいことをやっていない(考えていない、行動していない、時間がない)
- 自信がない(自分には無理だと思っている)
1つ目の原因は、これまでずっと周りの価値観に振り回されて生きてきたからです。
親に敷かれたレールの上を歩いてきた人、社会的信用の高い会社やステータスなどの社会通念に縛られてきた人、友人に影響されたり周りの期待に応えるだけで生きてきた人など。
特に就学や就職などの重要な決定を自分の意思で決めていない人は自分のキャリアに責任が持てずに
2つ目は、自分のやりたいことをこれまでやっていないからです。
今まで自分の本当にやりたいことをやった経験がないので、どんな行為に自分が喜びを感じるのか、どういう環境が自分に合っているのかなどの経験値が少ないのです。
毎日忙しくちゃんと自分の人生について考える時間をとれていなかったり、悩んでばかりで行動できていなかったり、リスクを必要以上に恐れていたり、理由は色々ありますが、行動や経験値がたまらないとやりたいことの解像度が中々あがりません。
3つ目は自信がなく無意識にブレーキをかけているからです。
実はやりたいことはあるのだけれど、自分にはできないと決めつけてやりたいことに蓋をしてしまっています。
やりたいことを仕事にする上で大事なのは、「できるか、できないか」ではなく「やりたいか、やりたくないか」です。外部環境や実現可能性ばかりを考えず、自分の心に正直になってやりたいことと正対しないと折角やりたいことが見つかっても行動に移せません。
これに対して、対処法としては下記の3つが挙げられます。
- 自分の気持ちを再確認する、自己受容(マインド)
- 自分のやりたいことををやる(行動)
- 必要な環境に身を置く(環境)
次に具体的なステップをご紹介します。
30代でやりたい仕事がわからない人におすすめな4つのステップ
ここから「やりたい仕事がわからない、、」の状態から抜け出す具体的な行動を4つのステップで解説します。
①自己分析
②コーチングを受ける
③やりたいことをやる
④転職活動
①自己分析
30代でやりたい仕事がわからない場合にまずやるべきは自己分析です。
時間をとってできれば2週間~1ヶ月くらいかけて、じっくり自己分析をしてみてください。
そして自分のやりたい仕事につながる、自分が好きな「動詞」、自分が活きる環境、大事にしている価値観を紐解いていってください。
自己分析のやり方はいくつかありますが、おすすめの書籍を「人生に効く!社会人向け自己分析のおすすめ本13選」にまとめていますので、この中から1冊選んで取り組んでみてください。本サイトでも無料の自己分析ワークシートを公開していますので、よろしければ活用ください。
②コーチングを受ける
自己分析で自分のやりたい仕事や方向性が明確になればこのステップは不要ですが、多くの場合は自分1人で行う自己分析には限界があります。
この場合はコーチングを活用するのがおすすめです。
実際、私は自分で自己分析を行いある程度の自己理解は進んだのですが、それ以上は進めずにコーチングを活用しました。コーチングによって自分の思考の癖に気付いき、自分と正対して、否定するでも肯定するでもなくありのままで受け止めることができました。自己受容できたことで、視界が開けたようにその後の人生が変わりました。
コーチングは数十万円の高額なものも多いですが、多くのコーチング会社がオンラインの無料体験を提供しています。相性もありますので、まずはいくつか無料体験をしてみるのがよいでしょう。キャリアと話しをすると無料体験だけでも多くの気づきを得ることができます。
③やりたいことをやる
自己分析やコーチングを受けて、やりたいことが明確になってきたら、やりたいことを実行してみましょう。
せっかく自分のやりたいことの片鱗が見えても考えているだけでは何も変わりません。
今の仕事の中でやりたいことをできるチャンスがあるのであれば積極的に取りに行きましょう。
もし今の仕事では難しい場合は、仕事以外の時間でやりたいことをどんどんやっていきましょう。この時にできれば好きなことでお金を稼げるようにすることを意識してみてください。
例えば絵が好きなら、絵を描いてSNSや自分のサイトにアップして周知して、NFT化して販売するのもよいですし、ココナラなどのサイトで似顔絵を描いて販売してもよいでしょう。
自分の好きなことで少しでもお金が自力で稼げると見える世界が変わってきます。
いわゆる副業につながる活動ですが、ポイントは「好きなこと」でお金を稼ぐことです。あなたが本当に好きなことだと思いの外お金が稼げたりすることもあります。
職場でもプライベートでもやりたいことをどんどんやっていくと、やっていく中で「やっぱりこれは違うかも、実はこの作業の方が好きだな」などどんどん自分らしい仕事がわかってきます。
是非いろんなことにチャレンジしてい自分のやりたいことの解像度を高めて下さい。
④転職活動をする
やりたい仕事をやるために転職が必要であれば、転職活動に移ります。
ただ、実はやりたい仕事が必ずしも転職を必要としなくとも、自己分析で自分の深掘りが出来た後は一度転職活動をやってみることをおすすめします。
特にこれまで一度も転職をしたことのない人は、例え今の会社を退職する気がなくても是非一度トライしてみてください。
なぜなら転職活動は社会のニーズを理解できるとと主に自分の可能性や市場価値を確認できるからです。しかもお金が特別かかるわけでもないですし失うものが何もない活動です。
自分のやりたいことを軸にめぼしい企業と面談をすると今よりずっと自分のやりたいことに近い職場で働けるチャンスもあります。
自己分析がしっかりとできた状態で転職活動に臨むことで結果も出やすくなります。
私は実際に39歳ではじめての転職をしましたが、自己分析をしっかりと行ったおかげで未経験の職種と業界であるにも関わらず転職成功。給与、ワークバランス、価値観すべて以前の会社より自分の希望に沿っていたので、本当によかったと思っています。
それまで転職活動をすること自体が怖かったのですが、今ではもっと早くに転職をすべきだっと思っています。
30代でやりたい仕事がわからない時の5つのNG行動
最後にやりたい仕事がわからない時にやりがちなNG行動を紹介します。
①準備不足な転職
「今の職場はなんか違う気がする。周りも転職してるし転職しよう」
「30代は転職のリミットだって聞くし今のうちに自分も転職しよう」
こんな感じで曖昧な転職をするのはNGです。
仮に少し給与が上がったとしても自分のやりたいことに繋がっていないと、すぐにまたモヤモヤすることになります。
今の職場の何が問題なのか、自分は何がやりたいのか、転職で何を実現したいのか。これがはっきりしないままに会社を変えても問題は解決しません。
このような状態では転職活動をしても良い結果もでません。
転職活動の際には自己分析、企業分析が欠かせません。転職活動は充分な準備をして臨みましょう。しっかりと取り組めば仮に転職しなくても実りの多い活動となります。
②他人軸で決める
「先輩に紹介された企業に転職してみようかな。」
「YouTuberが動画編集がいいって言ってたから副業で動画編集してみよう!」
など周りに振り回されて自分の方向性を決めるのもNGです。
大事なことは間違ってもいいので自分で決めることです。
日本人2万人を対象に行われた京都大学名誉教授の西村和雄さんの研究でも自己決定が幸福度を高めることが証明されています。
親に言われたから、インフルエンサーが言っているから、と他人軸でキャリアを決めるといつまでも自分の人生に責任が持てず、モヤモヤします。
絶対の確信が持てずに不安な中でもベストの答えを自分で導き出して自分で決めて進めば、あなたにとってのそれ以上の正解はありません。
③目的のハッキリしない資格勉強
「30代にもなって自分には何のスキルもない。簿記でもとろう。」
「英語が話せれば年収もアップするはず英会話学校に通おう!」
など無闇に資格などの取得に走るのもNG行動です。
自分のやりたいことが明確でその実現のために資格が必要なのであれば別ですが、なんとなく安心感を得たいから、履歴書に書けるから、などといった曖昧な理由で資格勉強をしてもうまくいかないケースが多いです。
この場合資格取得が目的になってしまってて、取得した後にそれをどう活用するか、自分の強みとどう掛け合わせるのかが見えてきません。
新しい何かを学ぼうとする気持ちはとても大事ですが、資格やスキルを習得して何をしたいのかをまずは明確にしましょう。
その上で自分に必要なスキルや知識をどうしたら身につけられるのかの手段を調べてみてください。今はネットに無料で勉強できる商材はたくさんあります。大学の講義だってみることができます。
スキル=資格=スクールと短絡的に考えるのではなく、自分がやりたいことをできるようになるための手段を色々と試行錯誤で試してみてください。
④あやしい誘い
「自分のやりたい仕事がわからない、、」と悩んでいると。
ネットやSNSで「旅行をしながらPC1台で月収100万円」「スキルなしでも自宅で50万円」などといった内容の発信や、求人でも「やりがい」「稼げる」「未経験者歓迎」などといった文言に目が止まるかもしれません。
こういった情報は要注意です。
SNSなどで簡単にお金を稼げるような発信をしている人は詐欺が多いですし、やりがいなどを推してくる求人は粗悪なものが多いです。迷っているあなたを狙った甘い言葉には気をつけてください。
迷った時は情報に埋もれるのでなく、自分の中で何が問題なのか整理をしてください。今思っていること全て紙に書き出すだけでも大分思考が整理されます。
⑤1人で悩む
自分のやりたいことがわからないと1人でずっと悩んでいても解決しません。
今の仕事なんか違うと悩みながらも、日々のすべき業務に追われていつの間にかに時間が経って、ふとした時にまた悩むと繰り返していませんか?
私はずっとこれを繰り返してきました。自己啓発本を読んだりしてモチベーションを取り戻したりしていましたが根本的には何もかわりませんでした。
やりたい仕事をみつけるには行動する必要があります。悩んでいるだけでは何も進みません。
自己分析をする、前からやってみたかったことをやってみる、やりたいことで副業してみる。
色々と行動を重ねてみてください。
そして自分だけでは行き詰まったらコーチングやあなたのやりたいことを実現している人にどんどん相談してみてください。
1人で悩まず、行動を繰り返してプロに話しを聞いてやりたいことに前進してください。コーチングの無料体験を使い倒してみてください。
やりたい仕事がわからないと悩んでいる人へ
ここまで読んでいただいた方はきっと自分のやりたいことと本気で向き合っている人だと思います。
今はやりたいことがわからず苦しんでいるかもしれませんが、今回ご紹介した方法を試していただければ必ずやりたいことが見えてきます。
是非悩むだけでなく、あきらめずにやりたい仕事を掴む行動を続けてみてください。
最後に、38歳になるまで自分のやりたいことがわからず苦しんだ自分の背中を押してくれたSteve Jobsのスタンフォード大学のスピーチをご紹介します。
Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle.
あなたの仕事はあなたの人生の大部分を占めることになります。そして真に満足する唯一の方法は、すばらしい仕事だと心底思えることをやることです。素晴らしい仕事をする唯一の方法は、仕事を愛することです。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。安易に落ち着いてはいけません。
by Steve Jobs (Steve Jobs’ 2005 Stanford Commencement Address)
As with all matters of the heart, you’ll know when you find it. And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don’t settle.
本当にやりたいことが見つかった時には、直感でわかります。そして好きなことは、すばらしい恋愛関係と同じように、年を重ねるごとにどんどん良くなっていきます。だから、探し続けてください。簡単に落ち着かないでください。
by Steve Jobs (Steve Jobs’ 2005 Stanford Commencement Address)
あなたのやりたいことは必ずあなたの中にあります。
そして、それをあなたは仕事にすることができます。
だから今は不確かでも不安でも諦めずに keep looking, don’t settle.
コメント