超要約【賢者の書】人生を変えたい人必読！感動の自己啓発ファンタジー

ここでは 喜多川 泰さんの書かれた「賢者の書」の要約をしています。

賢者の書はファンタジー系の自己啓発本で非常に読みやすく学びの多い一冊です。

わかりやすい言葉でまとめられていて物語形式で進んでいくので小説として楽しみながら深い学びや気づきを得られます。

「人生を変えたい、、けどどうすればいいかわからない」

「最近やる気が全く出ない。。」

「やりたいことがわからない、全然幸せじゃない。。」

こんな方には是非一度読んでみていただきたい本です。

読み終わった時には、人生を好転する方法が理解できてポジティブな気分と共に具体的な行動もイメージできるでしょう。

本書はKindle Unlimitedに登録されている方は無料で読むことができます。まだ登録されていない方も新規登録で30日無料で読むことができます。

 

本書はAudibleでも取り扱いがあります。読書が苦手な人は耳で聞けるAudibleがおすすめです。内容が会話形式なので映画を聴いているような感覚で楽しめます！

超要約：賢者の書

本書は、人生がうまくいかず絶望している中年のアレックスが、公園であった１４歳の少年ザイードの「賢者の書」を通じて重要な人生教訓を学ぶファンタジー小説です。

賢者の書にはこれまで出会った９人の賢者の教えが記してあり、これによりアレックスは新しい一歩を踏み出します。

９人の賢者の教えが下記。本書の骨子です。

人生とは大きなパズルを完成させるようなもので、初めは完成図はわからない。

新しいピースは行動によってしか手に入らないので、まずは行動をしないと始まらない。

行動することによって得たピースは一時的に成功、失敗と感じることもあるかもしれないが、得られたピースに良いも悪いもない。すべてのピースはあなたの絵に必要なピース。

だからその得られたピースを評価するのでなく、どう使うかを考える。

行動をする上で特に重要なことは

• 無償でもやりたいと思える行動（お金と交換する労働でない働き）
• どんな人間になりたいかを目標にする
• 「この人だったら将来成功するのは当然だ」を思えるような一日を過ごす
• 自分が成功している人生を認める言葉を発する

大事な態度は以下

• 人間には無限の可能性がある。人間の歴史がそれを証明している。もちろん自分も。
• 自分も他人も唯一無二の特別な存在だと知っている
• 他人を幸せにすることを探す、与える
• 感謝を口にする
• 何度でも生まれ変わる

以降、それぞれの賢者の教えを解説します。

第一の教え「行動」:　できるだけ多くの行動を起こし結果の意味を考える

人間の人生というのは大きな一枚の絵を完成させるようなものだ。それを完成させた人生を成功の人生と呼び、そして、この先どんな絵を完成させるかについて考えることを人々は夢と呼ぶ

お前が一つの行動を起こす。そうすると、それに対してピースがひとつもらえる。人生というのは、単にこの連続でしかない

行動の結果として手に入るピースに成功も失敗もない。ただ最終的に自らの思い描いた絵を完成させるためにどうしても必要であるから手元にやってきたという事実だけがある。

行動を起こす時に何かを期待したり、失敗を恐れるすることには何の意味もない。

大切なのは必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと、そして行動の結果を振り返り、どうやってこれを使うのかを考えること。

行動によって得られたピースに一喜一憂するのでなく、「これはどこに使うことになるのだろう」と

第二の教え「可能性」：自分には無限の可能性があることを自覚する

人間には無限の可能性がある。もれなく自分にも無限の可能性がある。

無限の可能性を信じるのでなく、それに気づく必要がある。

ある日宇宙が誕生する。それが何かはわからないが、宇宙を生み出し万物を創成した「大いなる力」がある。

大いなる力が宇宙をつくり、惑星、地球、地球の生物、人間を創った。

そして大いなる力は生物の中で唯一、人間に大いなる力＝「心」を宿した。

心は目に見えないが確かに存在する。人の心が感じる「あったらいいな」が今日の世界を創ってきた。

私たち一人一人に世の中に新しいものを創り出す能力がある。

君は自分には無限の可能性があることを知らなければならない。そしてその無限の可能性の源である心が、何か新しいものをこの世に生み出そうとした時、君の中にある大いなる力が全力でそれを実現させようと動き始める。それだけではない。それに呼応するように、宇宙を創り出した大いなる力も全力でそれを実現させようと動いてくれるのをはっきりと感じることができるだろう。

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第三の教え「自尊心と他尊心」：自分も他人も高いレベルで尊重する

お前も自分自身がこの世の中で何にも変え難い唯一の素晴らしい存在だということに気づかねばならん。必要なのは自尊心だ。

お前自身がこの世におけるかけがえのない存在でさると同時にこの世の中にいる全ての人たち、一人ひとりがかけがえのない、素晴らしい奇跡の存在であり、大いなる力から、大いなる力を持つことを許された特別な存在であるということを忘れてはいけないということだ

お前の周りにいる全ての人をこれ以上できないほど尊重し、尊敬する心、それが他尊心だ。

私たちの生活はすべて私以外のすべての他人が生み出したもので成り立っている。他者にとっての自分もしかり。

第四の教え「目標」：どんな人間になりたいかを目標にする

これになれたら成功、幸せという職業はない。

自分はどんな人間になりたいのか。自らの理想とする人間像を追求することで何をすべきかは自ずと決まる。

今は素晴らしい世の中になった。どんな家に生まれついても何にだってなることが許されている。しかし何にでもなれるという自由をうまく使いこなせず、逆に苦しい人生を送っているものが世の中には多い。

大切なのは、何になりたいのかではないのだ。何になろうともかまわんが、どんな人間になりたいかなのだ。もちろん、何になりたいのかを考えること自体は悪いことではない、ただ、それを考えたとしても、「どんな」それになりたいのかを考えなければ幸せを手に入れることはできない。

第五の教え「今」：「この人だったら成功するのは当然だ」を思えるような一日を過ごす

多くの人は人生において何を手に入れ、どんな成功を手に入れるかということを求めることには必死になるが、自分がどういう人間だと思われているかにほとんど注意をはらっていない。

今君が何を持っているのか、どんな成功を手にしたのか、人より優れているかなどはどうでもいいことだ。長い人生においてそういうことは刻々と変化する。

大切なのは、君が将来成功するに足る人間だと思われるかどうかだ。もしそう思ってもらえたならすべての成功がむこうからやってくる。

反対に君が今そんなに成功をおさめ、富や名声を手に入れていたとしても、君の伝記を読む人が「こういう人間は今に失敗する人間だ」と思うなら、それは全てをなくしてしまうに等しい。そういう日は必ずやってくる。

第六の教え「投資」：「時間」という財産を投資する

投資とは自らの持つ財産を今は使えないもにに換えて、将来大きく価値が上がるのを待つこと。

多くの人が財産と考えているものは財産ではなく信用という名の紙切れ。

多くの人が投資だと考えている（金融投資）はギャンブルでしかない。（負ける可能性がある時点でギャンブル）

投資とは自分の人生＝時間を投下してパズルのピースを集めること。

働いた時間すべてをお金に換えるような働き方は、その場で全ての財産を別のものに換えてしまっているから、投資ではない。

一日８時間、生活のために働いたら、それ以上の時間は金に換えるためではなく働くのだ。

そうすると自然と何のために働くのかを考えるようになる。他の人が仕事をしやすくするためかもしれないし、社会全体の為かもしれない。とにかく自分なりに何のために働くかを考える。その上で行う労働ほど尊いものはない。

このとき初めて人は正しく投資をしているということができよう。

こうして世間の人のいうところの無償で働くことによって、お金の代わりにパズルのピースが手に入る。

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第七の教え「幸福」：他人を幸せにすることを探す

人間は２つに分かれる。自分を幸せにすることを探す人と他人を幸せにすることを探す人。

自分を幸せにすることを探す人にとってこの世は思うようにいかない、楽しいことの少ない場所。

他人を幸せにすることを探す人にとってこの世は喜びに満ちた、楽しいことの多い場所。

頭ではいいことだとわかっていても多くの人は自分の幸せを探す。ただ世の中の成功者はすべて他人を幸せにする人だということを忘れてはいけない。

８割の人が自分を幸せにすることを探し、２割の人が他人を幸せすることを探す。すると人を幸せにする価値のうちの80%を他人の幸せを探す人が受け取り、20%が自分を幸せにすることを探す人に渡る。

第八の教え「言葉」：自分が成功している人生を歩んでいることを認める言葉を自らに聞かせ続ける

人生は言葉でできている。

人間が一番よく聞くのは自分の心の言葉であり、その人に起こる出来事は、その人が発したり、心の中で思う言葉に起因する。

成功するには、今の自分が成功している、あらゆる幸せを手に入れられる人生の途中にいるこということを認める言葉を自らに聞かせ続けることが重要。

多くの人は成功の定義を「他人があなたを成功したと認めること」だと考えちるがそれは正しくない。

大切なのは「自分が成功したと認めること」

幸せも同じ。

そして認めるためには言葉が重要。

どれだけ大切なことを学んでも、それがあなたが日常使う言葉を反対であれば自分の中で疑問が湧いて受け入れられない。なぜならあなたは誰よりも自分の声を聞いているから。

あなたはこの時点で何も手に入れていなかったとしても、人生において成功しているということを知らなければならない。

大いなる力を自らの内側に持つことが許され、成功することが約束されている旅の途中にいて何かしらの行動を起こせば将来のビジョンを完成させるのに必要なピースは絶対に手に入る。その一日を成功と呼ばずに何を成功と呼ぶの？

すべての人が今、この瞬間に自分の人生を成功していることを知らなくてはいけない。

もし自分の成功が信じられないのなら、なりたい自分になったと思って言葉を使う。

その言葉によって真の成功が引き寄せられてくる。

第九の教え①「感謝」：感謝の言葉を多く口にする毎日を過ごす

人生を素晴らしいものにするためには、とにかく感謝の言葉を多く口にする毎日を送らなければならない。

「ありがとう」と言える生き方をすることが、自分を含めた多くの人の人生を素晴らしいものにする方法。

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第九の教え②「与える」：手に入れたいと思うものを人に与える側になる

人生において欲しいものを手に入れるためには、手に入れたいと思うものを与える側にならなければならない。

多くの人は、それをどうやって手に入れるかを考えるが、本当に手に入れたければどうやって人に与えるかを考えるべき。

感動の多い人生を送りたければ感動させてもらう側にいては本当の感動の半分も手に入れたことにはならない。感動させる側になって初めて真の感動を十二分に味わうことができる。

これは感動だけでなく、勇気を求めるのでなく与えるや、学ぶより教えるといったようにあらゆることに言える。

本当に手に入れたいものであればあるほど、どうやって人に与えるかを考えなければならない。

第九の教え③「誕生」：人は何度だって生まれ変わることができる

人間は何度だって生まれ変わることができる。

昨日までの自分がどうだったかは関係なく、今日から新しい人生を始めることができる。

自らの人生を素晴らしいものにするために生まれ変わろうとするときに他人がどう思うかなど全く気にする必要はない。

今日から新しい人生を始めることができると信じ、自ら集めてきたパズルのピースから目を背けず、しっかり、そして素直に自分自身を分析し、そして変わろうとする勇気を持つだけで人は誰だって賢者になることができる。

まとめ

「自分と他人、世界の可能性を信じてお金のためでない何かのために行動することで道が開ける」

「自分はどうありたいのか、他の人に何を与えられるのかを考えながら、自分の目標にそった言葉と行動を日々心がける」

そして「人は何度だって生まれ変われる」

そんなメッセージを私は受け取りました。

気になる方は是非実際の本を手に取ってみてください。

人生をやり直したい、もっと自分らしく生きたい！

日々そう感じている方、特に３０代になってもやりたいことがわからない！という方は一度キャリアコーチングを受けてみることをお勧めします。

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