「仕事つまらない！と」割り切る前にやるべきたった１つのこと

こんな悩みに応えていきます。

仕事がつまらないことが続くと、仕事なんかに楽しみや充実を求めずに、「あくまでお金を稼ぐ手段と割り切る方がラクかな」と感じるかもしれません。

確かに必死に頑張っても評価されなかったり、いいように使われて終わりということもあるので、ある程度の割り切ったほうがストレスなく過ごせるかもしれません。

ただ、私は実際に38歳まで仕事を割り切って趣味に生きてきましたが、結果的に行き詰まりを感じとても苦労をしました。（今は当時が嘘のように、仕事に前向きに取り組み人生が好転しています。）

そんな自身の経験から、「仕事はつまらないもの、、」と割り切る前にまず「一度自分の仕事やキャリアについて真剣に向き合うこと」をおすすめします。

目の前のタスクに追われる忙しい日々から一歩引いて、自分の本当の気持ちや思いに目を向けてみてください。

今は良質な自己分析の本や、キャリアコーチングなどのサービスがあります。これらを活用して、今一度自分が本当にやりたいことや、将来のありたい姿を思い描く。本気で自分と向き合い、自分の理解が深まると自ずと自分と仕事とのベストな関係性も見えてきます。

ここでは、「仕事がつまらないから割り切るべきか？」と考えている人向けに辛い現状から脱して仕事を充実させる方法について解説します。

仕事がつまらないと感じる理由

まずは、なぜ仕事がつまらないと感じるのかその理由について代表的なものをみていきましょう。

成果がだせず評価されない

どんな仕事でも成果がでれば面白く感じられます。逆にいうといくら頑張っても成果がでない場合は毎日が苦しいでしょう。仕事にもだんだん前向きになれなくなってきます。

成果が出ないと評価も得られないため、自分は必要とされていないかもとネガティブな思考に陥ることも考えられます。

目標ややりがいが見出せない

仕事にやりがいや意義を多少なりとも感じれないと「つまらない」と感じるでしょう。

自分が何のために働いているのか、どのような成果を目指しているのかが明確でないと、仕事に対する意欲が薄れてしまいます。特に自社の製品やサービスへ全く共感できないと、日々の業務がただの作業と化し、仕事がつまらなく感じられることが多いです。

業務内容が単調な業務の繰り返し

毎日同じ作業を繰り返すだけでは誰だって退屈します。

人は誰もが成長したいと根源的に願っています。ルーティンワークが続くと、新しい発見や成長の機会が減り、仕事がつまらないと感じやすくなります。

主体性が求められない職場

言われたことだけをやって、自分のやりたいことや思いを仕事に全く反映できないと仕事はつまらなくなります。

「もっとこうしたらよいのに」「こんな改善ができるかも」そんな主体性が歓迎されない職場では活力がなくなり、仕事もつまらなくなるでしょう。

職場の人間関係のストレス

良好な人間関係が築けていない職場では、仕事のやりがいを見つけることが難しくなります。

上司や同僚とのコミュニケーションに問題があると、仕事が楽しめなくなり、つまらないと感じる原因となります。何をやるかも大事ですが、誰とやるかは同じくらい重要です。

仕事がつまらないと感じたときの選択肢

仕事がつまらないと感じた時にとれる選択肢は大きく３つあります。

もっと面白い仕事を探す

今の職場では充実感のある仕事はどうしても無理。職場に解消できない根本的な問題である場合、最も効果的な解決策は「もっと面白い仕事を探す」ことかもしれません。転職や部署異動は、大きな変化を伴う選択ですが、これによって仕事に対する新たなやりがいを見つけことができるかもしれません。

新しい挑戦に対する期待感や、学びの多い環境での仕事が、仕事に対するモチベーションを大きく向上させることができるかもしれません。ただし特に転職にはリスクも伴いますので慎重に考えてからのほうがよいでしょう。

今の仕事をおもしろくする方法を探る

転職や部署異動が難しい場合や、今の職場にある程度愛着がある場合は、今の仕事をおもしろくする方法を探ることがよいかもしれません。

仕事に対する見方を変えることで、つまらなかった仕事も、やりがいや楽しさを感じられるものに変えることができます。

例えば、
・仕事の中で新しいチャレンジやプロジェクトを自ら提案して仕事に新鮮さを取り戻し、モチベーションを高める
・新しいスキルを学び、それを仕事に活かすことで、仕事の内容に深みを加える
・同僚や上司とのコミュニケーションを増やして人間関係の改善とチームとしての一体感を高める

など、今の環境を自分から変えていくことができれば仕事にもハリがでるでしょう

仕事はつまらないものだと割り切る

仕事がどうしてもつまらないと感じる場合、あえて「仕事はつまらないものだ」と割り切ってしまうことも一つの選択肢です。

仕事＝人生ではありません。仕事に過度な期待を持たず、仕事を「収入を得るための手段」として捉えて、プライベートの時間をより充実させることもできるかもしれません。仕事は仕事と割り切ることで無駄なストレスが減ることもあります。

ここからは「仕事はつまらないもの」と割り切ることについてさらに深掘りしていきます。

仕事はつまらないと割り切る方法

では仕事を割り切る場合、具体的にどんな方法があるでしょうか。

「仕事はつまらないもの」と割り切るにはできるだけ自分の時間とマインドをできるだけ仕事に持っていかれないようにすることが重要です。

定時退社を心掛けて、仕事上の人間関係も簡素化、つまらない仕事の時間を最低限に抑えて残った時間でプライベートを充実させることに集中するのもよいでしょう。

職場の人間関係が悪いようであれば、人間関係をドライに捉え直し、周囲の目を気にしない、仕事の成果と自分の価値を結びつけない、仕事に好き嫌いの感情を入れ過ぎない、などの気持ちの切り替えも必要です。

職種によっては中々割り切るのが難しい場合もあるかもしれませんが、とにかく自分の仕事を終わらすことだけを考え余計な労力を使わないように心がけます。

仕事を割り切るメリットとデメリット

「仕事はつまらないもの」と割り切ることにはメリットとデメリットがあります。

仕事を割り切るメリット

仕事は仕事と割り切ると仕事に過度な期待もせず、人間関係での深入りも避ければストレスが減るでしょう。期待に応えようと頑張りすぎるよりも気楽に毎日が過ごせるかもしれません。

定時退社を目指すため、業務を無駄なく遂行することを考え、結果として仕事の効率があがることも考えられます。

また、うまく業務時間が減らすことができてプライベートを充実させることができれば、より豊かな人生を送ることもできるかもしれません。働き詰めの人生を後悔をする人は少なくありません。

仕事に振り回されないためにも仕事と一定の距離を置いておくことは有益でしょう。

仕事を割り切るデメリット

逆にデメリットは仕事への主体性がなくなり成長が遅くなったり、仕事にフルコミットしている同僚にはさすがに勝てなくなるので出世しにくくなるといったことが考えられます。

仕事を割り切ると無駄な業務には手を出さなくなるので効率はよいのですが、残業が伴うような重要プロジェクトに参加しなかったり、密なコミュニケーションが必要な仕事を敬遠しがちになりこれが自己成長や昇給の妨げになりかねません。

仕事に気持ちが乗らないと仕事の時間が苦痛になり、成果がでないと自信も失ってしまうかもしれません。「私はまだ本気出していないだけ」とずっとモヤモヤした時間を過ごすことになるかもしれません。

仕事を割りきると短期的にはストレスが減るのですが、長期的には毎日８時間のつまらない時間の積み重ねが辛くなり、ストレスが蓄積されていくことになります。

そんな日々を続けると徐々に活力が奪われていく可能性があります。

仕事を割り切る生き方はかなり辛い（筆者の実例）

「自分はもう仕事に対して頑張れない」「意味も感じない」「どこに行っても同じだ」と思う方は、思い切って「割り切ってしまった方がラクだ」と考えているかもしれません。

ただ長期視点で考えると実は割り切って仕事を続ける方がずっと辛い選択となります。

１5年以上仕事を割り切ってきた筆者の例

私は実際に15年以上「仕事は仕事」「生活費を稼ぐ手段」と割り切って生きてきました。

仕事への満足度はなく、趣味のバンドやバスケで自己実現を図っていました。器用な方ではあったので最小限の努力でそれなりに仕事はこなしていました。

20代は楽しくやっていましたが、30代になると友人も結婚して家庭ができたりしてそういった趣味を続けるのも難しくなりました。

「仕事は割り切りプライベートを充実」という考え方は長期的に考えると意外と難しいのです。

30代になると同期の中でも差が出てきて出世できない自分に自己嫌悪に陥ります。仕事への意欲が低いので仕方ありませんが、同期は課長、支店長となっているのに自分は係長ですらない。。社内での周りの目も気になり始め、会社の居心地も悪くなりました。

割り切るといっても仕事は１日８時間、６０歳くらいまでは続けなくてはいけません。これは割り切れる時間の量ではないのです。

20代で目を背けても30代、40代でそのツケが回ってきます。

仕事を10年も20年もかわし続けるのは無理があります。

ですので、「仕事がつまらない」「やりたいことがない、、」となったらその気持ちを大事にして、向き合い、今後どうすればよいか正面から取り組むことをおすすめします。

どうせ自分には無理、仕事なんて楽しくなるはずないと今は思うかもしれません。でも今が苦しいほどあなたには変われるチャンスがあります。

是非「仕事がつまらない」から脱却することにチャレンジしてみてください。

ここから「仕事がつまらない」から脱却する具体的な手順をお伝えします。

「仕事がつまらない」から脱却する方法

「仕事がつまらない」という状態から脱却するには大きく３つのステップがあります。

ステップ１：自己分析を行い自己認識を深める

最初のステップは自己分析です。　３つのステップの中でも最重要なステップです。

今の仕事がつまらないのは自分に合っていないからです。

すでにみてきた仕事がつまらなくなる理由の要因を考えると以下のようになります。

誰もが自分に一番マッチした企業に最初から入れるわけではないので、こういったミスマッチはある程度仕方がありませんが、このミスマッチをできるだけ解消していくことが「仕事つまらない」からの脱却には必要です。

そのためには、まず自分が本当は何を求めているのか、自分の強みや価値観、適職はどんなものなにかについて深く知る必要があります。

ステップ２：市場を理解しベストな選択肢をとる

自己分析ができたら、それを踏まえた上で自分が一番自分らしく輝ける場所を検討します。

それは部署異動、転職といった大きな変化を重なう必要があるかもしれません。もしくは起業や副業という選択肢がみえてくるかもしれません。

選択肢を模索する上では自分の特性と社会/市場の要求を理解してマッチングする必要があります。

ステップ３：最適なベビーステップを

自分のことを理解して、市場とのマッチングができたら、実現のためのベビーステップを踏みましょう。

通常「仕事つまらない」から次のステップで急に「これが天職だ！」とは行きません。変化はグラデーションで起こっていきます。なので、「いくつもステップを踏みながら自分の最適な仕事を実現していくんだな」という心づもりで最初の一歩を踏み出してみてください。

「本当の自分」に気づく自己分析をしよう

最後に「仕事がつまらない」から脱却するためのファーストステップである自己分析について具体的な方法を紹介します。

まずは書籍を使って自己認識を深める

最近は自己分析の良書が数多く出版されています。

多くの本はワーク形式で実際にワークをしながら順を追って自己分析を進めることができます。

自己分析の書籍の中で特におすすめを「【厳選】人生に効く！社会人向け自己分析のおすすめ本１３選」にまとめていますので参考にしてみてください。

本サイトでは完全無料のワークシート付きの自己分析ワークショップも展開していますので、興味のある方はこちらも活用ください。

ただ本やワークショップを使っての一人での自己分析は客観性が得られないデメリットがあります。

もし一人での自己分析で気づきが足りないようであれば次に紹介するキャリアコーチングの無料相談を活用してみてください。

1年以上、仕事に悩んでいるならコーチングを活用する

1年以上仕事に悩んでいるなら自力で自己分析をするよりキャリアコーチングの利用を検討してみてください。

キャリアコーチングは高額ですが、効果が高いサービスです。徹底的な自己分析を行なった上であなたに最適なキャリアの実現をサポートしてくれます。

人の思考には誰にでも死角があるのですが、コーチとの対話をすることでこの盲点に気づくことができます。そうすることで今まで気づけなかった自分の本当の気持ちや強み、特性について理解が進みます。

自己分析は自分だけでやると迷子になるケースも多いので確実に最短で自分のやりたいことや方向性を定めたい人にはおすすめです。

人によっては合う、合わないがありますので、まずは無料相談を受けてみて手応えがあれば検討してみるのが良いと思います。

自分が一番輝ける場所、自分が考える理想的な仕事環境が見えてくると、そこに踏み出すポジティブな気持ちも生まれてきます。仕事をただのお金稼ぎと割り切る前に楽しく仕事ができる可能性を模索してみましょう。

→Posiwill:キャリアコーチングの無料体験

キャリアコーチングを体験して仕事に前向きになった体験談

コーチングをおすすめするのは私の実体験からでもあります。私はコーチングで人生が好転しました。

私のコーチング体験の詳細はこちら。

簡単にコーチングを受けて得られたことをお伝えすると、

少し抽象的でわかりずらいかもしれませんが、自分の強みや得意なこと価値観がわかると自分の目指す方向が自ずと見えてきます。

プロのコーチは自分の理想に向けた実現手段へのサポートもしてくれるので、コーチング後は自分の行動が変わり人生が変わりはじめます。

コーチングでは自分の思考のパターン（例えばなんでも０か１００で考えてしまう０−１００思考や極端に衝突をさけるハーモニー志向などがあります）を扱うこともありますが、自分の悪い思考の癖に気づけると人生が嘘のようのに好転することもあります。

思考の癖に興味のある方は「「本当の自分」がわかる心理学」という書籍に詳しく載っていますので、参考にされてください。内容をこちらにもまとめています。

私は結果的にコーチングを受けた後ポジティブに活動をはじめたことで、こんな変化がありました。

→Posiwill:キャリアコーチングの無料体験

転職は解決策にならない場合もある

「今の仕事が嫌ならシンプルに転職すればよいのでは？」と思う方もいるかもしれません。

ただ自分の理解が足りないまま転職をすると転職先でも同じように「つまらない」となる可能性もあります。環境のせいにして転職を繰り返す人は自身の深掘りが足りない可能性が高い。

転職エージェントに相談して、希望とは異なる転職となってしまいこじらせる人もいます。転職エージェントが悪いというわけではありませんが、転職エージェントはあくまで採用企業側の立場ですし転職させることが目的ですので、うまくいかないケースも多々あります。

もし転職エージェントに相談に行く際は「【完全ガイド】転職エージェントの賢い使い方 」と「転職エージェントに相談する時の９つの相談内容」を参照ください。意図にそぐわない転職になることを避けることができます。

最近は新しいタイプの便利な転職サイトもあります
→Jobuddy：転職サイトと転職エージェントのいいとこどり

「仕事がつまらない、、」と感じたら何よりその原因究明がまず重要です。

具体的なアクションに移る前にコーチの他者目線を含めた十分な自己分析が欠かせないのです。

→Posiwill:キャリアコーチングの無料体験

正しい仕事に向き合うと人生がうまくいく

今は「仕事がつまらない」「どんな仕事も一緒だし、割り切った方がいいかも」と考えているかもしれません。

ただ、あなたが輝く仕事や職場は必ずあります。

仕事がつまらないのは、やっている業務内容が合っていないか、会社や周りの人とあなたの価値観とずれているか、必要とされる能力を発揮できていないかなどの要因が考えられます。

これらは考え方や環境を変えれば劇的に改善できます。

あなたはあなたのままで仕事で輝くこともできるのです。

自分に合った仕事とは？

「でも実際に自分に合った仕事って何？」

「そもそもやりたいこともないんだけど、、」

そんな方は「【４つのステップで解決！】30代で仕事で何がしたいかわからない人へ」を参照してみてください。

やいたい仕事わからない時にどうすればよいかについて具体的に紹介しています。

簡単にここでお伝えすると下記になります。

本サイトでは自分らしい仕事で輝くヒントを掲載しているので興味があれば他の記事も参照ください。

→Posiwill:キャリアコーチングの無料体験

自分らしい生き生きとしたキャリアを歩もう

自分に合った「あなたにとっての正しい仕事」に出会えればもっとポジティブで充実した日々を送ることがきます。

自分のやりたいことであっても仕事は仕事。楽しいことばかりではないでしょう。

それでも自分がやりたいこと、大事にしていること、幸せを感じる環境であれば精神的に満たされた時間を過ごせます。

自分らしく生き生きと仕事をする。そんなことできるの？とまだ疑いや不安を覚える人もいるかもしれません。

そんな人こそまずは自分と向き合う時間をつくるところから始めてみてください。キャリアコーチングは初回は無料なのでいくつかのコーチングサービスの無料相談を活用するのもよいかもしれません。きっとこれからの一歩を踏み出せるような気づきが得られます。

もし私に直接話しを聞いてほしいということでしたら私もコーチングを提供していますのでこちらにアクセス頂ければ無料相談させていただきます。